基本情報技術者(科目A)過去問集 - トランザクション処理
令和7年7月修了試験 問18
| ア | インデックスの見直し |
|---|---|
| イ | ストアドプロシージャ機能の利用 |
| ウ | データベースの再編成 |
| エ | 動的SQLの利用 |
令和7年6月修了試験 問22
| ア | あるトランザクションが共有ロックを獲得している資源に対して,別のトランザクションが共有ロックを獲得することは可能である。 |
|---|---|
| イ | あるトランザクションが共有ロックを獲得している資源に対して,別のトランザクションが専有ロックを獲得することは可能である。 |
| ウ | あるトランザクションが専有ロックを獲得している資源に対して,別のトランザクションが共有ロックを獲得することは可能である。 |
| エ | あるトランザクションが専有ロックを獲得している資源に対して,別のトランザクションが専有ロックを獲得することは可能である。 |
令和7年1月修了試験 問22
Webページへのアクセス件数を調べる目的でアクセスカウンタを作成した。図に示すとおり,2人の閲覧者が同時にアクセスしたところ,サーバ内の処理は①~④の順序で実行された。2人がアクセスする前のアクセスカウンタの値が100であったとすると,処理④が終了した時点のアクセスカウンタの値は幾らになるか。

| ア | 100 |
|---|---|
| イ | 101 |
| ウ | 102 |
| エ | 104 |
令和6年12月修了試験 問22
ロックの両立性に関する記述のうち,適切なものはどれか。
| ア | トランザクションT1が共有ロックを獲得している資源に対して,トランザクションT2は共有ロックと専有ロックのどちらも獲得することができる。 |
|---|---|
| イ | トランザクションT1,が共有ロックを獲得している資源に対して,トランザクションT2は共有ロックを獲得することはできるが,専有ロックを獲得することはできない。 |
| ウ | トランザクションT1,が専有ロックを獲得している資源に対して,トランザクションT2は専有ロックと共有ロックのどちらも獲得することができる。 |
| エ | トランザクションT1,が専有ロックを獲得している資源に対して,トランザクションT2は専有ロックを獲得することはできるが,共有ロックを獲得することはできない。 |
令和6年7月修了試験 問22
データベースシステムにおいて,二つのプログラムが同一データへのアクセス要求を行うとき,後続プログラムのアクセス要求に対する並行実行の可否の組合せのうち,適切なものはどれか。ここで,表中の○は二つのプログラムが並行して実行されることを表し,×は先行プログラムの実行終了まで後続プログラムは待たされることを表す。
| ア |
| |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| イ |
| |||||||||||||
| ウ |
| |||||||||||||
| エ |
| |||||||||||||
令和6年6月修了試験 問22
| ア | トランザクションファイル |
|---|---|
| イ | マスタファイル |
| ウ | ロールバックファイル |
| エ | ログファイル |
令和6年公開問題 問7
| ア | 同一データベースに対する同一処理は,何度実行しても結果は同じである。 |
|---|---|
| イ | トランザクション完了後にハードウェア障害が発生しても,更新されたデータベースの内容は保証される。 |
| ウ | トランザクション内の処理は,全てが実行されるか,全てが取り消されるかのいずれかである。 |
| エ | 一つのトランザクションの処理結果は,他のトランザクション処理の影響を受けない。 |
令和6年1月修了試験 問22
| ア | バックアップ取得後でコミット前に中断した全てのトランザクションをロールバックする。 |
|---|---|
| イ | バックアップ取得後でコミット前に中断した全てのトランザクションをロールフォワードする。 |
| ウ | バックアップ取得後にコミットした全てのトランザクションをロールバックする。 |
| エ | バックアップ取得後にコミットした全てのトランザクションをロールフォワードする。 |
令和5年1月修了試験 問28
トランザクションTはチェックポイント取得後に完了したが,その後にシステム障害が発生した。トランザクションTの更新内容をその終了直後の状態にするために用いられる復旧技法はどれか。ここで,チェックポイントの他に,トランザクションログを利用する。
| ア | 2相ロック |
|---|---|
| イ | シャドウページ |
| ウ | ロールバック |
| エ | ロールフォワード |
令和4年12月修了試験 問29
データベースの障害復旧に関する記述のうち,適切なものはどれか。
| ア | データベースのシステム障害に対しては,トランザクション処理の途中にスナップショットの設定をして,その時点からリスタート処理を行う。 |
|---|---|
| イ | データベースの媒体障害に対しては,バックアップ時点の状態に復元した後,ジャーナルファイルの更新後情報を使用してロールフォワード処理を行う。 |
| ウ | データベースの論理的障害によってトランザクション処理がデッドロック状態になり,処理が終了しない場合,排他制御を解除する。 |
| エ | トランザクション処理プログラムが,データベースの更新途中に物理的原因以外で異常終了した場合,ジャーナルファイルの更新後情報を使用してロールバック処理を行う。 |
令和4年6月修了試験 問28
分散データベースシステムにおいて,一連のトランザクション処理を行う複数サイトに更新処理が確定可能かどうかを問い合わせ,全てのサイトが確定可能である場合,更新処理を確定する方式はどれか。
| ア | 2相コミット |
|---|---|
| イ | 排他制御 |
| ウ | ロールバック |
| エ | ロールフォワード |
令和3年7月修了試験 問27
| ア | 他のトランザクションにデータを更新されないようにするために,テーブルに対するロックをアプリケーションプログラムが解放した。 |
|---|---|
| イ | トランザクション障害が発生したので,異常終了したトランザクションをDBMSがロールフォワードした。 |
| ウ | トランザクションの更新結果を確定するために,トランザクションをアプリケーションプログラムがロールバックした。 |
| エ | 複数のトランザクション間でデッドロックが発生したので,トランザクションをDBMSがロールバックした。 |
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
令和3年7月修了試験 問28
ロックの粒度に関する説明のうち,適切なものはどれか。
| ア | データを更新するときに,粒度を大きくすると,他のトランザクションの待ちが多くなり,全体のスループットが低下する。 |
|---|---|
| イ | 同一のデータを更新するトランザクション数が多いときに,粒度を大きくすると,同時実行できるトランザクション数が増える。 |
| ウ | 表の全データを参照するときに,粒度を大きくすると,他のトランザクションのデータ参照を妨げないようにできる。 |
| エ | 粒度を大きくすると,含まれるデータ数が多くなるので,一つのトランザクションでかけるロックの個数が多くなる。 |
令和3年6月修了試験 問28
| ア | 共有ロック獲得済の資源に対して,別のトランザクションからの新たな共有ロックの獲得を認める。 |
|---|---|
| イ | 共有ロック獲得済の資源に対して,別のトランザクションからの新たな専有ロックの獲得を認める。 |
| ウ | 専有ロック獲得済の資源に対して,別のトランザクションからの新たな共有ロックの獲得を認める。 |
| エ | 専有ロック獲得済の資源に対して,別のトランザクションからの新たな専有口ックの獲得を認める。 |
令和2年6月修了試験 問29
“商品” 表に対して,更新SQL文を実行するトランザクションが,デッドロックの発生によって異常終了した。異常終了後の “商品” 表はどれか。ここで,“商品” 表に対する他のトランザクションは,参照は行うが更新はしないものとする。
商品
〔更新SQL文〕
DELETE FROM 商品 WHERE 商品 コード = ‘B020’
商品
| 商品コード | 商品名 | 販売単価 |
| A010 | AAA | 2,500 |
| B020 | BBB | 1,000 |
| C030 | CCC | 4,500 |
〔更新SQL文〕
DELETE FROM 商品 WHERE 商品 コード = ‘B020’
| ア |
| ||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| イ |
| ||||||||||||
| ウ |
| ||||||||||||
| エ |
|
令和1年秋期 問28
一つのトランザクションはトランザクションを開始した後,五つの状態(アクティブ,アボート処理中,アボート済,コミット処理中,コミット済)を取り得るものとする。このとき,取ることのない状態遷移はどれか。
| 遷移前の状態 | 遷移後の状態 | |
| ア | アボート処理中 | アボート済 |
| イ | アボート処理中 | コミット処理中 |
| ウ | コミット処理中 | アボート処理中 |
| エ | コミット処理中 | コミット済 |
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
令和1年秋期 問29
2相ロッキングプロトコルに従ってロックを獲得するトランザクションA,Bを図のように同時実行した場合に,デッドロックが発生しないデータ処理順序はどれか。ここで,read と update の位置は,アプリケーションプログラムでの命令発行時点を表す。また,データWへの read は共有ロックを要求し,データX,Y,Zへの update は各データへの専有ロックを要求する。

| ① | ② | ③ | ④ | |
| ア | read W | update Y | update X | update Z |
| イ | read W | update Y | update Z | update X |
| ウ | update X | read W | update Y | update Z |
| エ | update Y | update Z | update X | read W |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
令和1年7月修了試験 問30
| ア | アクセス頻度の高いデータの処理速度を上げるためには,排他制御が必要である。 |
|---|---|
| イ | 処理速度を上げるため,排他制御を行うデータの範囲は極力大きくすべきである。 |
| ウ | データアクセス時のデッドロックを防止するために,排他制御が必要である。 |
| エ | 複数の人が同時に更新する可能性のあるデータには,排他制御が必要である。 |
平成30年6月修了試験 問29
| ア | DBMSの起動から停止まで |
|---|---|
| イ | チェックポイントから次のチェックポイントまで |
| ウ | データベースのバックアップ取得から媒体障害の発生時点まで |
| エ | トランザクションの開始からコミット又はロールバックまで |
平成30年6月修了試験 問30
表は,トランザクション1~3が資源A~Cにかけるロックの種別を表す。また,資源へのロックはトランザクションの開始と同時にかけられる。トランザクション1~3のうち二つのトランザクションをほぼ同時に開始した場合の動きについて,適切な記述はどれか。ここで,表中の “-” はロックなし,“S” は共有ロック,“X” は専有ロックを示す。
| 資源 | ||||
| A | B | C | ||
| トランザクション | 1 | S | - | X |
| 2 | S | X | - | |
| 3 | X | S | - | |
| ア | トランザクション1の後にトランザクション3を開始したとき,トランザクション3の資源待ちはない。 |
|---|---|
| イ | トランザクション2の後にトランザクション1を開始したとき,トランザクション1の資源待ちはない。 |
| ウ | トランザクション2の後にトランザクション3を開始したとき,トランザクション3の資源待ちはない。 |
| エ | トランザクション3の後にトランザクション1を開始したとき,トランザクション1の資源待ちはない。 |
平成30年春期 問30
RDBMSのロックの粒度に関する次の記述において,a,b の組合せとして適切なものはどれか。
並行に処理される二つのトランザクションがそれぞれ一つの表内の複数の行を更新する。行単位のロックを使用する場合と表単位のロックを使用する場合とを比べると,ロックの競合がより起こりやすいのは [ a ] 単位のロックを使用する場合である。また,トランザクション実行中にロックを管理するためのRDBMSのメモリ使用領域がより多く必要になるのは [ b ] 単位のロックを使用する場合である。
並行に処理される二つのトランザクションがそれぞれ一つの表内の複数の行を更新する。行単位のロックを使用する場合と表単位のロックを使用する場合とを比べると,ロックの競合がより起こりやすいのは [ a ] 単位のロックを使用する場合である。また,トランザクション実行中にロックを管理するためのRDBMSのメモリ使用領域がより多く必要になるのは [ b ] 単位のロックを使用する場合である。
| a | b | |
| ア | 行 | 行 |
| イ | 行 | 表 |
| ウ | 表 | 行 |
| エ | 表 | 表 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
平成29年12月修了試験 問27
| ア | √X |
|---|---|
| イ | logX |
| ウ | X |
| エ | X! |
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
平成28年7月修了試験 問30
| ア | インデックスデータ |
|---|---|
| イ | チェックポイントデータ |
| ウ | ディクショナリデータ |
| エ | ログデータ |
平成28年1月修了試験 問29
| ア | 2相ロックにおいて,第1相目でロックを行ってから第2相目でロックを解除するまでの状態のこと |
|---|---|
| イ | ある資源に対して専有ロックと専有ロックが競合し,片方のトランザクションが待ち状態になること |
| ウ | あるトランザクションがアクセス中の資源に対して,他のトランザクションからアクセスできないようにすること |
| エ | 複数のトランザクションが,互いに相手のロックしている資源を要求して待ち状態となり,実行できなくなること |
平成27年秋期 問26
インデックス方式のうち,キー値を基にして格納位置を算出するとき,異なったキー値でも同一の算出結果となる可能性があるものはどれか。
| ア | B+木インデックス |
|---|---|
| イ | 転置インデックス |
| ウ | ハッシュインデックス |
| エ | ビットマップインデックス |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
平成27年1月修了試験 問27
関係データベースの表の列に利用者がインデックスを設定する目的はどれか。
| ア | 外部キーの列の値を別の表の主キーの値に一致させる。 |
|---|---|
| イ | データの格納位置への効率的なアクセスが可能となり,検索速度の向上が期待できる。 |
| ウ | 一つの大きなテーブルを複数のディスクに分散格納する場合,ディスク容量が節約できる。 |
| エ | 列内に重複する値がないようにする。 |
平成24年12月修了試験 問34
DBMSの排他制御機能に関する記述のうち,適切なものはどれか。
| ア | 排他制御機能によって,同時実行処理でのデータの一貫性を保つことができる。 |
|---|---|
| イ | 排他制御機能を使うことで,デッドロックを防止できる。 |
| ウ | 排他制御は,アプリケーションプログラムから明示的に行う必要がある。 |
| エ | バッチ処理による更新では排他制御を行う必要はない。 |
平成24年6月修了試験 問32
データベースの回復処理に関する記述として,適切なものはどれか。
| ア | ウォームスタート方式の再始動では,チェックポイントまで戻り,更新情報のログを使用してデータベースを回復する。 |
|---|---|
| イ | 更新情報のログを見て,チェックポイントから後に正常終了したトランザクションの情報をデータベースに反映する操作をロールバックという。 |
| ウ | コールドスタート方式の再始動では,チェックポイントでのログと更新情報のログが使用される。 |
| エ | 障害発生時に終了していないトランザクションを更新前の状態に戻す操作をロールフォワードという。 |
答え : ア
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
平成24年春期 問32
| ア | システムダウンが発生したときにデータベースの回復処理時間を短縮するため,主記憶上の更新データを定期的にディスクに書き出したものである。 |
|---|---|
| イ | ディスク障害があってもシステムをすぐに復旧させるため,常に同一データのコピーを別ディスクや別サイトのデータベースに書き出したものである。 |
| ウ | ディスク障害からデータベースを回復するため,データベースの内容をディスク単位で複写したものである。 |
| エ | データベースの回復処理のため,データの更新前後の値を書き出してデータベースの更新記録を取ったものである。 |
平成24年1月修了試験 問32
| ア | Atomicity(原子性) |
|---|---|
| イ | Consistency(一貫性) |
| ウ | Isolation(隔離性) |
| エ | Durability(耐久性) |
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
平成24年1月修了試験 問33
| ア | あるトランザクションによって共有ロックがかけられている資源に対して,別のトランザクションから共有ロックをかけることは可能である。 |
|---|---|
| イ | あるトランザクションによって共有ロックがかけられている資源に対して,別のトランザクションから占有ロックをかけることは可能である。 |
| ウ | あるトランザクションによって占有ロックがかけられている資源に対して,別のトランザクションから共有ロックをかけることは可能である。 |
| エ | あるトランザクションによって占有ロックがかけられている資源に対して,別のトランザクションから占有ロックをかけることは可能である。 |