TPMOR 【Two Person Minimum Occupancy Rule】
概要
TPMOR(Two Person Minimum Occupancy Rule)とは、機密を扱う施設や部屋に適用されるセキュリティ原則の一つで、在室人数が一人になることを避けるルール。また、そのような状態を実現する入退室管理システムの機能。セキュリティゲートの機能などを用いて、部屋に誰もいないか、複数人いる状態のどちらかになるよう制御する。最初に入室する人や最後に退室する人は必ず二人同時でなければ入退室を許可しない。内部に二人以上いる場合の入室、三人以上いる場合の退室は一人ずつできる。
多くのセキュリティ原則や機能は正当な権限のない者がシステムや情報に触れる外部犯行を阻止することを主眼とするが、TPMORは正規の入室権限を持った者が一人で入室して不正を行う内部犯行を抑止することが主な目的となる。
(2021.2.13更新)