読み方 : ティーピーエムオーアール

TPMOR【Two Person Minimum Occupancy Rule】

TPMORとは?

機密を扱う施設や部屋に適用されるセキュリティ原則の一つで、在室人数が一人になることを避けるルール。また、そのような状態を実現する入退室管理システムの機能。
TPMORのイメージ画像

セキュリティゲートの機能などを用いて、部屋に「誰もいない」状態か「複数人いる」状態のどちらかになるよう制御する。最初に入室する人や最後に退室する人は必ず二人同時でなければ入退室を許可しない。内部に二人以上いる場合の入室、三人以上いる場合の退室は一人ずつできる。

多くのセキュリティ原則や機能は正当な権限のない者がシステムや情報に触れる外部犯行を阻止することを主眼とするが、TPMORは正規の入室権限を持った者が一人で入室して不正を行う内部犯行を抑止することが主な目的となる。監視の目が常に存在する環境を作ることで、不正行為そのものを抑止する効果が期待される。

TPMORが適用される場所としては、金融機関、軍事施設、一部の政府機関や研究機関などの重要区画で、高度な機密や重要な情報を扱う施設、不正が行われたときの損害や被害が大きい場所に導入される。共連れ防止機構やアンチパスバック、監視カメラなど、他の物理的・人的な対策と組み合わせて適用されるのが一般的である。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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