アンチパスバック 【anti-passback】
概要
アンチパスバック(anti-passback)とは、入退室管理システムの機能の一つで、入室記録のない者の退室、入室済みの者の再入室など、記録と矛盾した行動を阻止するもの。入退室時にIDカードなどを用いて入室や退室など記録し、システム側の把握する現在の状態に矛盾する入室や退室を行おうとするとゲートを閉鎖して警報を発したり警備部門に通報するなどの対応を行う。
これにより、例えば正規の入室者に密着して非正規に入室(共連れ)した入室記録のない人物が退室しようとしたり、入室済みのはずの人物が(外にいる人物に自分のIDカードを渡すなどして)再び入室しようとしたり、退室済みのはずの人物が退室しようとするなど、入退室記録と整合しない矛盾した行動を阻止する。
(2020.11.11更新)