インターロックゲート 【interlock gate】 マントラップ / mantrap

概要

インターロックゲート(interlock gate)とは、入退室を一人ずつしかえないようにするための二重扉。厳重なセキュリティが必要な部屋の出入り口に設置する。

二重の扉の間に狭い空間がある構造になっており、片方が開いている間はもう片方は開かないよう制御される。内部には体の大きさや立ち位置、重量などを検知する複数のセンサーが設置されており、二人以上が同時に入り込むと(入った側の)ドアが閉まらないようになる。

内部に認証用の装置が設置され、認証パスした場合のみ室内側のドアが開く設計になっていることが多い。インターロックゲートにより、入室資格のある人にぴったりとくっついて別の人物が侵入する「共連れ」や、退室時に開いたドアから資格のない人物が侵入する「すれ違い逆通行」を防止することができる。

(2021.10.31更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる