読み方 : システムとうごうテスト
システム統合テスト【SIT】System Integration Testing/システム結合テスト
システム統合テストとは?
情報システムやソフトウェアのテスト工程の一つで、開発したシステムが外部の他のシステムやサービスと期待通りに連携・接続して動作するかを確認するもの。システムテストとユーザー受け入れテストの間に実施されることが多い。

自社が運用する既存の別システムや、外部事業者が提供する決済サービス、クラウドサービスなど、ネットワークを介して他のシステムとデータをやり取りする仕組みを持つ場合に実施される。自システム単体の機能や性能の検証ではなく、実際の接続先を用いた連携動作の確認を目的とする。
このテストはシステム自体の動作を検証する「システムテスト」の後に実施される。システム内部の不具合が解消された段階で外部システムとの接続を検証し、その後に利用者による「受け入れテスト」(UAT)へ進む流れが一般的である。顧客が実際に使用する機材やネットワーク環境での動作確認を含む場合もある。
検証の対象は、データが正しく送受信されるか、連携先の仕様に従って動作するかといった機能面が主である。通信障害や連携先の応答遅延が発生した際の挙動、エラー時の再送処理や画面表示なども確認される。他システムとの接続要件が限定的な案件では、独立した工程としては設けずにシステムテストや受け入れテストの一部として組み込む場合もある。
なお、「システム統合テスト」という用語の使われ方は組織や開発現場によって異なる場合がある。外部システムとの連携試験を指す場合が多いが、複数のサブシステムを統合した状態で行う最終段階の結合テストや、システムそのものの動作を検証するテスト(一般的には「システムテスト」と呼ぶ)の意味で用いられることもある。