読み方 : せいじょうけいテスト

正常系テスト【positive testing】

正常系テストとは?

ソフトウェアの動作試験の分類で、想定される使い方をしたときに想定通りの結果になるかを確かめるテストのこと。通常の使用に必要な機能が正しく実装されているかを検証する工程である。
正常系テストのイメージ画像

仕様や本来の使用方法に沿って、正しい入力値や操作手順を組み合わせたテストケースを作成し、試験を実施する。ログイン機能であれば、登録済みのIDとパスワードを入力したときに、正しくログイン後のトップ画面が表示されるかを確認する。仕様に沿って考えられるためテストケースが作成しやすく、結果の解釈や不具合の原因究明も比較的容易である。

対になる方式に「異常系テスト」がある。誤ったパスワードや未対応のファイル形式など、想定外の入力が行われたときにシステムが適切に対処できるかを確認するものである。なお、異常の検知や異常時の処理を組み込んだプログラムでは、「想定された異常事態」への対処を確かめるテストを「準正常系テスト」と呼ぶこともある。

正常系テストだけではソフトウェアの安全性や堅牢性を十分に保証することはできず、実際の開発では異常系テスト負荷テスト、セキュリティテストと組み合わせて実施される。あくまで正しい条件下での動作を担保するものであり、他の種類のテストと補い合いながらソフトウェア全体の完成度を高めていく。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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