バグ管理図
横軸が時間(日付や開始からの経過時間)、縦軸がテスト項目数およびバグ数を表し、未実施テスト項目数、累積バグ検出数、未解決バグ数の3つの曲線を描画する。未実施テスト項目数は累積テスト実施項目数とする場合(曲線の形状が反転する)もある。
テスト工程を開始すると、未実施テスト数は左上から右下に向かって下落していき、累積バグ数は左下から右上に向かって増加する。未解決のバグ数は初期には発見されるに従って増えるが、解決した分だけ減少するため、順調に修正が進めば横ばいや減少の傾向を示す。
ある程度テストを進めると累積バグ数の増加の仕方が緩やかになっていき、やがてすべてのバグが発見され頭打ちとなる。すべてのテストを実施しても累積バグ数が平らにならない場合はテストの実施が不足している可能性がある。また、未解決のバグが蓄積しテストが進まず、未実施のテスト数が横ばいになってしまう場合もある。
(2021.10.28更新)