読み方 : テストかんきょう

テスト環境【test environment】検証環境

テスト環境とは?

ソフトウェアや情報システムを本番運用に移行する前に、動作確認や品質検証を行うために用意された専用の動作環境本番環境とは切り離して構築されるため、テスト中に問題が発生しても実際の業務や利用者に影響が及ばない。
テスト環境のイメージ画像

ソフトウェア開発では、開発したプログラムをいきなり本番環境で動作させると、業務停止やデータ破損などの問題が生じる恐れがある。このため、開発者はテスト専用のサーバデータベースネットワークなどを用意し、そこでソフトウェアの動作確認を行う。

テスト環境は開発段階に応じていくつかの種類が存在する。開発の途中で作りかけのプログラム動作確認などを行う場合は、開発者が使っている開発環境でテストを行う場合がある。ある程度システムが組み上がってくると、専用の環境を用意してテストを行うようになることが多い。また、完成したシステムの動作確認を行う際には、本番と同じ構成の「ステージング環境」を用意して最終試験を行う。

テスト環境では、機能が正しく動作するかを確認する「機能テスト」のほか、一定の負荷をかけて処理性能を測る「負荷テスト」、セキュリティ上の脆弱性を調べる「セキュリティテスト」などが実施されることもある。本番環境データをそのままテストに使うと機密やプライバシー上の問題が生じる場合には、テスト専用のダミーデータを用意する必要がある。

クラウドサービスの普及により、実際に機材などを買い揃えなくてもテスト環境が構築できるようになり、以前よりも低コストかつ短時間で用意できるようになった。仮想マシンコンテナ技術を活用すれば、本番環境に近い構成を迅速に再現できるため、テストの頻度を高めてソフトウェアの品質を継続的に維持・向上させる開発スタイルが定着しつつある。

他の辞典等による「テスト環境」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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