プロジェクト憲章 【project charter】 プロジェクトチャーター

概要

プロジェクト憲章(project charter)とは、プロジェクトを立ち上げる際に策定される、プロジェクトの目的や条件、内容などを明確に定義した文書。

プロジェクトの発足を正式に認可・承認する文書で、プロジェクトの最終目標や大原則、基本方針を定義して、関係者間で認識を共有する。

そのプロジェクトの目的や目標、範囲や成果物の定義、前提条件、制約条件、想定されるリスク、期間や期限、予算の概算や上限、任命されたプロジェクトマネージャPM)、その権限・責任の範囲、利害関係者リストなどが含まれる。

原則としてはプロジェクトのオーナーやスポンサーが作成してPMに提示する文書だが、組織内のプロジェクトなどでは実務上はPM(やその候補)が作成してオーナーなどの承認を受けて発行される場合もある。組織によっては組織内の決裁文書などがその役割を果たし、「プロジェクト憲章」という名称では作成しないこともある。

(2020.5.28更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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