キックオフミーティング【kickoff meeting】

概要

キックオフミーティングとは、新しいプロジェクトや業務などを開始する際に関係者が一堂に会して開催する最初の全体会議。目的や進め方、各参加者の役割分担などの基本方針を共有してチーム全体の認識統一を図る会合である。
キックオフミーティングのイメージ画像

プロジェクトマネージャやチームリーダーなどがメンバーや関係者を集めて行うもので、計画の概要や期待される成果、大まかな開発工程やマイルストーンを提示する。各担当者の業務範囲や責任の所在、今後の連絡体制や報告方法についても説明が行われ、参加者の疑問や不安を解消する。

システムの受託開発の場合は、発注側の担当者と受注側のチームメンバーが一同に会して実施されることが多く、顔合わせの場を兼ねる。要件定義などの上流工程に入る前や設計作業に着手する前に実施される。プロジェクト初期に双方が共通理解を形成しておくことは、手戻りを防ぎ品質を確保するために不可欠とされる。

対象の規模や性質によって議題は異なり、体制図や品質管理方針、想定される課題などが説明される場合もある。複数の組織にまたがる案件では、それぞれの組織内で単独開催する場合と、合同で開催する場合がある。議題の終了後に親睦を深める懇親会を併催することもある。近年では対面形式だけでなく、Web会議システムを利用したオンライン開催も広く行われている。

名称の由来は、サッカーなどの球技において試合開始時にボールを蹴り出すプレー「キックオフ」である。試合を始める合図という意味合いから転じて、ビジネスやITの現場でも「新しい取り組みを始動する」という意味で広く使われるようになった。正式な活動開始を関係者へ周知する場として定着している。

(2026.6.2更新)
 

他の辞典等による「キックオフミーティング」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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