コンペア【compare】
概要

CD-RやDVD-R、BD-Rなどの光学ディスクへ書き込みを行う際、正しく書き込まれたか調べるため、書き込んだデータを読み出して書き込み前のデータに一致するか比較・照合する操作をコンペアという。一方、データの読み出しが可能かどうかだけ確認する(照合は行わない)ことは「ベリファイ」(verify)という。
また、ソフトウェアの機能などで、二つのデータやファイルを比較して相違点(差分)を抜き出して列挙したり、色をつけるなど分かりやすく表示することをコンペアという。ソフトウェア開発においてソースコードの差分確認などの用途で頻繁に用いられる。新しく修正を加えたコードと元のコードを比較し、意図しない場所を書き換えていないか、どの行に追加や削除が行われたかを把握するために用いられる。
プログラム上のコンペア処理
コンピュータプログラムでは、数値や文字列などの値を比較する処理もコンペアの一種である。プログラムは条件分岐を行う際に、二つの値が等しいか、大小関係がどうなっているかを比較して処理の流れを決定する。例えば「等しい」「大きい」「小さい」といった関係を判定する演算子は「比較演算子」と呼ばれ、内部では値のコンペアが行われている。
人間が読み書きしやすい高水準言語では、こうした値の比較は命令や関数ではなく「==」「>」「<」など数学と共通の記号を組み合わせた演算子で表現するため、処理としてのコンペアはあまり意識されないが、CPUの命令体系である機械語や、これと一対一に対応するアセンブリ言語では様々な種類の比較演算を行うコンペア命令が用意されており、これを駆使して条件分岐などを記述する。
(2026.3.5更新)