ITリテラシー 【IT literacy】 コンピュータリテラシー / computer literacy / ICTリテラシー / ICT literacy / デジタルリテラシー / digital literacy
コンピュータやスマートフォンなどの情報機器や、インターネットなどの通信ネットワーク、ネット上のサイトやサービスなどを活用し、自らの目的を達するための情報の取得や評価、加工、作成、公開、伝達などができる能力を指す。
機器やネットワークの基礎的な概念や動作原理、構造や特性、基本的な操作方法、適切な使用場面や使い分け、危険の回避方法、データや情報の処理や制作の方法、他者への伝達や公開の適切な方法などに対する理解が含まれる。
「ITリテラシー講習」などと言った場合にはキー入力の仕方やワープロソフトによる文書の作成方法など、特定の装置やソフトウェア、システムなどの操作方法や使用方法に焦点があたりがちだが、本来的には様々な状況や対象に共通する基礎的な知識を指す概念である。
現代における情報技術活用には通信・インターネットが不可欠となっており、ITリテラシーの中にネットワークリテラシー(インターネットリテラシー)が含まれるようになっている。一方、情報リテラシーやメディアリテラシーとは重複する部分が多く存在するものの、これらは情報技術によらない情報やメディアも取り扱うため、一方が他方を包含するという関係にはならない。
(2018.11.13更新)
関連用語
他の辞典による解説 (外部サイト)
この記事を参照している文書など (外部サイト)
- 東京都昭島市「昭島市デジタル化推進計画」(PDFファイル)にて引用 (2022年3月)