スマートシティ【smart city】
概要

行政が中心となり、企業や民間機関、市民などと共同でデジタル技術の広範な導入・活用を進めることにより、行政の効率化、市民生活の向上、地域内の諸課題の解決や緩和、ビジネス環境の競争力強化、省エネや再生エネルギー利用の促進などを推進する政策である。
具体的な事例として、カーシェアリングや乗り合いタクシー、レンタサイクルなどの整備やこれらを連携させたMaaS(Mobility as a Service)の構築、自動運転バスやドローン配達など新技術の社会実装、駐車場や駐輪場の空き状況のリアルタイム配信などが知られている。
日本では、政府が2016年に発表した第5期科学技術基本計画の中で提示した未来社会の構想「Society 5.0」の一環として提唱され、内閣府、総務省、経済産業省、国土交通省などがスマートシティ推進に取り組む自治体への支援施策などを推進している。
(2023.9.26更新)
「スマートシティ」の関連用語
「スマートシティ」の関連リンク (外部サイト)
他の用語辞典による「スマートシティ」の解説 (外部サイト)
- 総務省 国民のためのサイバーセキュリティサイト 用語集「スマートシティ」
- imidas 時事用語事典「スマートシティー」
- 大塚商会 IT用語辞典「スマートシティ」
- 日経 xTECH 電子行政:キーワード「スマートシティ」
- 日経 xTECH IT基本用語辞典「スマートシティ」
- 野村総合研究所 用語解説「スマートシティ」
- NTT西日本 ICT用語集「スマートシティ」
- HULFT 技術コラム 用語集「スマートシティ」
- エリートネットワーク ビジネス用語集「スマートシティ」
- 日本の人事部 人事辞典「スマートシティ」
資格試験などの「スマートシティ」の出題履歴
▼ ITパスポート試験
【令1秋 問8】 人口減少や高齢化などを背景に、ICTを活用して、都市や地域の機能やサービスを効率化、高度化し、地域課題の解決や活性化を実現することが試みられている。