読み方 : ユーエスビーセレクティブサスペンド
USBセレクティブサスペンド【USB selective suspend】

Windows Vistaから導入された機能で、長時間USBによる通信のないアイドル状態が続いたUSB接続機器をサスペンド状態に移行させることで、その機器への給電を抑制する。機器が再び操作されるか通信が発生すると、自動的に通常状態へ復帰する。
電源から切り離されてバッテリー駆動中のノートパソコンで消費電力を抑えて稼働時間を延長する効果がある。USBメモリ、外付けハードディスク、Webカメラなど、常時使用するとは限らない機器を接続したままにしている環境で特に有用である。
この機能はデフォルトで有効になっており、「電源オプション」→「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」→「USB設定」→「USBのセレクティブサスペンドの設定」から有効・無効を切り替えられる。バッテリー駆動時と電源接続時でそれぞれ個別に設定でき、AC電源接続時は無効、バッテリー駆動時のみ有効といった運用も可能である。
なお、装置とドライバの相性によっては、スリープからの復帰後にUSB機器が正常に認識されなかったり、外付けハードディスクへのアクセスが遅延するといった不具合が生じることがある。USBオーディオインターフェースやゲームコントローラーなど、応答性が重視される機器で問題が起きやすいとされている。こうした場合には機能を無効化することで症状が改善されることが多いが、その分だけ消費電力は増加する。