USB 2.0 【Universal Serial Bus 2.0】 Hi-Speed USB

概要

USB 2.0(Universal Serial Bus 2.0)とは、コンピュータ周辺機器などをケーブルで繋ぐ接続仕様の一つであるUSB規格の第2版。2000年に策定された。

USB 1.1の40倍にも上る最高480Mbpsメガビット毎秒)の「High Speed」モード(ロゴ等では「Hi-Speed USB」と表記)が追加され、ハードディスクなど大量のデータを送受信する機器の利便性が向上した。

USB 1.0/1.1上位互換になっており、USB 2.0機器に旧来のUSB機器を接続してもそのまま利用できるが、High SpeedモードなどはUSB 2.0 2.0対応機器間でしか利用できない。USB 1.1ではOHCIUHCIに分かれていたUSBコントローラの仕様もEHCIEnhanced Host Controller Interface)に統一された。

デジタルカメラなど小型の機器で使用しやすいよう、従来のコネクタ形状に加え小さな台形に近い形状のミニUSBMini-USB)が追加された。コンピュータ側のUSB Mini-A、携帯機器側のUSB Mini-B、携帯機器同士の接続(USB On-The-Go)用USB Mini-ABの3種類が規定されている。

(2018.8.28更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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