メンション【mention】

メンションとは?

SNSやチャットツール、メッセンジャーなどで特定の利用者を名指しして発言・投稿を行う機能。「@ユーザー名」の形式で対象を指定する方式が多く、相手に発言内容が通知される。英単語の “mention” には「言及する」「名を挙げる」などの意味がある。
メンションのイメージ画像

多くのサービスでは、投稿文中に「@」(アットマーク)に続けて相手のアカウント名を入力することでメンションを行う。指定された利用者にはプッシュ通知が届いたり、専用の通知欄に新規項目が追加されたりする。

流動の激しいタイムラインや多人数のグループチャットでも、自分宛ての発言を見落とさずに気付くことができる。誰に向けた発言かを明示できるため、質問や依頼、タスクの割り当てなど、相手の注意を促したい場面で利用される。

メンションは通常の投稿や会話の一部として行われるため、公開範囲の設定に従い、指定された本人以外の利用者も内容を閲覧できる。当事者間だけでやり取りされるダイレクトメッセージ(DM:Direct Message)とはこの点が異なり、周囲に内容を共有しながら特定の相手に呼びかけたい場合に用いられることが多い。

似た機能に「リプライ」(reply)と「コメント」(comment)がある。これらは特定の「投稿」を起点として返答を紐付ける機能であり、「利用者」に紐付けられるメンションとは区別される。実際には、返信文の中で相手をメンションするなど、両機能を組み合わせて使われることも多い。

個人アカウントだけでなく、「@All」などの記法により、特定のグループや全参加者をまとめて指定できる一斉メンション機能を備えるサービスもある。SlackMicrosoft Teamsなどのビジネス向けチャットツールでは、業務連絡の優先度を明確にする手段としても定着している。

(2026.6.30更新)

他の辞典等による「メンション」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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