基本情報技術者(科目A)過去問集 - 知的財産権
令和7年6月修了試験 問60
クリエイティブコモンズの説明はどれか。
ア | 公共の図書館などにおいては,営利を目的としない場合に限り,一定の条件の下で著作物を複製し,利用者に提供することが許されるという規定 |
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イ | 著作物とは,思想や感情を創作的に表現したものであり,文芸,学術,美術又は音楽の領域に属すものであるという定義 |
ウ | 著作物の共有をより円滑に行うために,再利用の許諾条件を著作者があらかじめ明示する枠組みを策定して普及させようとする活動及びその運営主体である団体名 |
エ | 著作物の保護期間は,著作者の生存期間,及び著作者の死後少なくとも50年間とし,それ以降,著作権は消滅するという考え方 |
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 法務 › 知的財産権
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令和6年公開問題 問20
日本において,産業財産権と総称される四つの権利はどれか。
ア | 意匠権,実用新案権,商標権,特許権 |
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イ | 意匠権,実用新案権,著作権,特許権 |
ウ | 意匠権,商標権,著作権,特許権 |
エ | 実用新案権,商標権,著作権,特許権 |
令和6年1月修了試験 問60
著作権法によるソフトウェアの保護範囲に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア | アプリケーションプログラムは著作権法によって保護されるが,OSなどの基本プログラムは権利の対価がハードウェアの料金に含まれるので,保護されない。 |
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イ | アルゴリズムやプログラム言語は,著作権法によって保護される。 |
ウ | アルゴリズムを記述した文書は著作権法で保護されるが,そのアルゴリズムを用いて作成されたプログラムは保護されない。 |
エ | ソースプログラムとオブジェクトプログラムの両方とも著作権法によって保護される。 |
令和5年6月修了試験 問60
A社は顧客管理システムの開発を,情報システム子会社であるB社に委託し,B社は要件定義を行った上で,ソフトウェア設計・プログラミング・ソフトウェアテストまでを,協力会社であるC社に委託した。C社では自社の社員Dにその作業を担当させた。このとき,開発したプログラムの著作権はどこに帰属するか。ここで,関係者の間には,著作権の帰属に関する特段の取決めはないものとする。
ア | A社 |
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イ | B社 |
ウ | C社 |
エ | 社員D |
令和5年1月修了試験 問79
著作権法において,保護の対象となり得ないものはどれか。
ア | インターネットで公開されたフリーソフトウェア |
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イ | ソフトウェアの操作マニュアル |
ウ | データベース |
エ | プログラム言語や規約 |
令和4年1月修了試験 問69
ア | 国際機関及び標準化団体による公的な標準ではなく,市場の実勢によって事実上の標準とみなされるようになった規格及び製品 |
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イ | 著作権表示を保持することによって,ソフトウェアの使用,複製,改変及び再頒布が認められる仕組み |
ウ | 特許料が無償でライセンスされている技術 |
エ | 複数の企業が自社の特許権をもち寄り,特許権を一括して管理する仕組み |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 法務 › 知的財産権
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令和4年1月修了試験 問79
著作権法による保護の対象となるものはどれか。
ア | ソースプログラムそのもの |
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イ | データ通信のプロトコル |
ウ | プログラムに組み込まれたアイディア |
エ | プログラムのアルゴリズム |
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 法務 › 知的財産権
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令和4年1月修了試験 問80
ア | 営業譲渡が可能なこと |
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イ | 期間が10年を超えないこと |
ウ | 公然と知られていないこと |
エ | 特許出願をしていること |
令和3年1月修了試験 問79
A社は,B社と著作物の権利に関する特段の取決めをせず,A社の要求仕様に基づいて,販売管理システムのプログラム作成をB社に委託した。この場合のプログラム著作権の原始的帰属に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア | A社とB社が話し合って帰属先を決定する。 |
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イ | A社とB社の共有帰属となる。 |
ウ | A社に帰属する。 |
エ | B社に帰属する。 |
平成31年春期 問79
著作者人格権に該当するものはどれか。
ア | 印刷,撮影,複写などの方法によって著作物を複製する権利 |
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イ | 公衆からの要求に応じて自動的にサーバから情報を送信する権利 |
ウ | 著作物の複製物を公衆に貸し出す権利 |
エ | 自らの意思に反して著作物を変更,切除されない権利 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 法務 › 知的財産権
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平成29年12月修了試験 問79
不正競争防止法によって保護される対象として規定されているものはどれか。
ア | 自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なものであって,プログラム等を含む物と物を生産する方法 |
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イ | 著作物を翻訳し,編曲し,若しくは変形し,又は脚色し,映画化し,その他翻案することによって創作した著作物 |
ウ | 秘密として管理されている事業活動に有用な技術上又は営業上の情報であって,公然と知られていないもの |
エ | 法人等の発意に基づきその法人等の業務に従事する者が職務上作成するプログラム著作物 |
平成29年6月修了試験 問79
ア | 派遣先企業 |
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イ | 派遣先企業の直接指揮命令者 |
ウ | 派遣元企業 |
エ | 派遣労働者 |
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 法務 › 知的財産権
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平成28年秋期 問79
プログラム開発において,法人の発意に基づく法人名義の著作物について著作権法で規定されているものはどれか。
ア | 就業規則などに特段の取決めがない限り,権利は法人に帰属する。 |
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イ | 担当した従業員に権利は帰属するが,法人に譲渡することができる。 |
ウ | 担当した従業員に権利は帰属するが,法人はそのプログラムを使用できる。 |
エ | 法人が権利を取得する場合は,担当した従業員に相当の対価を支払う必要がある。 |
平成28年6月修了試験 問79
ア | 意匠法 |
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イ | 商標法 |
ウ | 著作権法 |
エ | 特許法 |
平成27年6月修了試験 問79
著作権法に抵触するおそれがある行為はどれか。
ア | 購入したプログラムについて,著作権は譲渡されていなかったが,自社における使用の許諾を得ることができたので,子会社にコピーを提供し,利用させた。 |
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イ | 購入したプログラムを著作者に無断でバックアップ用にコピーし,自社に保管した。 |
ウ | 自社のコンピュータで効果的に使用するために,購入したプログラムを著作者に無断で一部改変した。 |
エ | 特別な契約や就業規則上の特段の定めがなく,業務として従業員が作成したプログラムを,会社が作成者に無断でコピーし,他社に販売した。 |
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 法務 › 知的財産権
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平成25年12月修了試験 問77
ア | Webページの情報は,利用者からの閲覧要求があった時点で初めてサーバからクライアントへ送られるので,著作権法上の公衆送信権では保護されない。 |
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イ | 雑誌のグラビアをイメージスキャナで取り込み,Webページに掲載する行為は,社会通念上認められない行為であるが,現行法上は著作権法違反にはならない。 |
ウ | 他人の著作物をあるテーマに基づいて収集し公開しているWebページから,ある特定の著作物を抜き取って利用する場合,そのWebページの制作者の許諾を得ていれば著作権法違反にはならない。 |
エ | マルチメディアの素材集(画像データや効果音など)をソフトウェア販売店で購入し,自社のWebページ作成時に利用しても,使用許諾の範囲内で使用していれば,著作権法違反にはならない。 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 法務 › 知的財産権
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平成25年1月修了試験 問77
特許法による保護の対象となるものはどれか。
ア | 自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なもの |
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イ | 思想又は感情を創作的に表現したもの |
ウ | 物品の形状,構造又は組合せに係る考案 |
エ | 物品の形状,模様又は色彩など,視覚を通じて美感を起こさせるもの |
平成24年12月修了試験 問79
個人の著作物の保護期間が終了するのは,著作者の死後何年経過したときか。(注:出題は2012年)
ア | 25 |
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イ | 50 |
ウ | 75 |
エ | 100 |
平成24年春期 問79
事業者の取り扱う商品やサービスを,他者の商品やサービスと区別するための文字図形,記号など(識別標識)を保護する法律はどれか。
ア | 意匠法 |
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イ | 商標法 |
ウ | 特許法 |
エ | 著作権法 |
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 法務 › 知的財産権
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平成23年7月修了試験 問77
特許権を説明したものはどれか。
ア | 産業上利用することができる新規の発明を独占的・排他的に利用できる権利であり,所轄の官庁への出願及び審査に基づいて付与される権利 |
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イ | 事業者が自己の商品を他人の商品と識別するために商品について使用する標識を,独占的・排他的に使用できる権利 |
ウ | 新規の美術・工芸・工業製品などで,その形・色・模様・配置などについて加える装飾上の工夫を,独占的・排他的に使用できる権利 |
エ | 文芸,学術,美術又は音楽の範囲に属する著作物を,その著作者が独占的・排他的に支配して利益を受ける権利 |
平成23年春期 問78
著作権法に照らして適法な行為はどれか。
ア | ある自社製品のパンフレットで使用しているスポーツ選手の写真を,撮影者に無断で,ほかの自社製品のパンフレットに使用する。 |
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イ | 経済白書の記載内容を説明の材料として,出所を明示してWebページに転載する。 |
ウ | 新聞の写真をスキャナで取り込んで,提案書に記載する。 |
エ | ユーザ団体の研究会のように限られた対象者に対し,雑誌の記事をコピーして配布する。 |
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 法務 › 知的財産権
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