ヒスノイズ 【hissing sound】 tape hiss

概要

ヒスノイズ(hissing sound)とは、録音前のカセットテープを再生したときなどに聞こえる、「サー」「シュー」という感じの高周波ノイズ音。磁気テープの場合は表面の磁性体が不均一なために起こる。

“hiss” は「シュー」という音を表す英語の擬音語、あるいは、「シューと音をたてる」という動詞である。「ヒスノイズ」という呼称は和製英語で、英語では “hiss” “hissing sound” あるいは “tape hiss” などと呼ばれる。

ノイズの種類としては「ホワイトノイズ」(white noise)の一種に分類されるが、低音域も含め可聴音全域に偏りなく広がっているものがホワイトノイズで、高音域(高周波数域)に偏ったものがヒスノイズであると区別されることもある。

(2020.7.1更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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