AUX端子 【auxiliary connector】 AUX jack

概要

AUX端子(auxiliary connector)とは、音響機器などが備える入出力端子の種類の一つで、補助的な用途、あるいは予備として用意された端子のこと。入力用の「AUX IN」と出力用の「AUX OUT」が分かれている場合と、入出力兼用の「AUX」端子の用途を操作や設定で使い分ける場合がある。

オーディオ機器にはマイクなどの入力装置を繋ぐ「LINE IN」端子、スピーカーやイヤフォンなどの出力装置を繋ぐ「LINE OUT」端子が備えられているが、外部の別の機器と接続して音声信号の入力あるいは出力うために追加でAUX端子が設けられていることがある。

AUX端子は常に必要となるわけではなく、別の機器と連携させたい場合に補助的に使用するものであるため、「補助」「予備」などを意味する “auxiliary” を略してこのように呼ばれる。端子の仕様は他のLINE INやLINE OUTなどと同じで、RCA端子やフォーン端子など一般的な音響用ケーブルを差し込むためのジャックになっていることが多い。

(2023.6.11更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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