読み方 : グイッドパーティションテーブル

GUIDパーティションテーブル【GPT】GUID Partition Table

GUIDパーティションテーブルとは?

ハードディスクなどの外部記憶装置パーティション管理方式の一つ。UEFI方式のマザーボードが標準で対応しており、2TB(テラバイト)以上の領域を扱うことができる。
GUIDパーティションテーブルのイメージ画像

従来のMBRMaster Boot Recordマスターブートレコード)に代わるもので、装置内を複数のパーティション(領域)に分割した際に、どのように分割されているかを媒体上の管理領域に記録する方式を定めている。MBRでは2TB(正確には2TiB)を超える領域を扱えないが、GUIDパーティションテーブルでは仕様上8ZB(ゼタバイト/正確には8ZiB)まで管理できる。

GUIDパーティションテーブルは米インテル(Intel)社がBIOSに代わるハードウェア制御仕様として推進しているEFI/UEFIUnified Extensible Firmware Interface)の一部として定義されたものだが、一部のBIOS内蔵システムでも対応している。多くのオペレーティングシステム(OS)ではBIOSから利用する場合にGUIDパーティションテーブル形式のストレージからはOSを起動できないなどの制約がある。

パソコンやOS製品などのGUIDパーティションテーブル対応はUEFIと共に2010年頃から活発になってきており、ちょうど同時期に登場し始めた2TBを超える大容量のハードディスクを活用するのに欠かせない仕様となっている。

🔰よくある質問

  • GUIDパーティションテーブルGPT)とは何ですか?
    ハードディスクSSDなどの区画(パーティション)情報を管理する方式の一つです。古いMBR方式に代わる新しい規格です。ディスクの先頭と末尾に冗長な管理情報を持ち、障害耐性が高い点が特徴です。パーティションごとに一意の識別子(GUID)を割り当てて管理します。
  • GPTMBRの違いは何ですか?
    GPTMBRに比べて扱えるディスク容量が大きく、パーティション数の制限も大幅に緩和されています。MBRは最大2TiB・4パーティションまでですが、GPTはそれ以上の容量に対応し、多数のパーティションを作成できます。さらに、GPTは冗長構造により信頼性も向上しています。
  • GPTはどのような環境で使われますか?
    主に最新のパソコンやサーバで利用されます。特に「UEFI」型のファームウェアを採用したシステムで標準的に使われます。大容量ディスクやSSDを効率よく扱うために適しており、現代のWindowsLinux、macOSなどのOSでも広くサポートされています。
  • GPTディスクは古いパソコンでも使えますか?
    GPTディスクは読み書き自体は可能な場合もありますが、古いBIOSを内蔵したパソコンでは起動ディスクとして利用できないことがあります。起動にはUEFI対応が必要なため、古い環境ではMBRが必要になるケースがあります。利用目的に応じて形式を選択することが重要です。
  • GPTの「GUID」とは何を意味しますか?
    GUIDとは「Globally Unique Identifier」の略で、重複が生じない識別子を生成する手法の一つです。各パーティションを一意に識別するための番号として使われます。パーティションごとに固有の識別子を与えることで種類や用途を明確に区別でき、システムやソフトウェアが安全かつ正確にディスク構造を認識できるようになります。

他の辞典等による「GUIDパーティションテーブル」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。