ブラウザバック【browser back button】
概要

Webブラウザは直近の閲覧ページの履歴を保存しており、利用者の求めに応じて現在表示しているページの直前のページや、さらに以前に閲覧していたページへ戻る機能が実装されている。この機能を利用して1ページ前に移動する操作をブラウザバックという。
あるページからフォームの投稿やリンクにより次のページに遷移した場合、ブラウザバックで戻る以外にも、前のページへのリンクを表示してこれをクリックしてもらったり、スクリプト(ページ上で実行可能な簡易なコンピュータプログラム)の機能で戻ることもできる。
商品購入や会員登録などの手続きのためにフォーム入力を何ページにも渡って行うWebアプリケーションでは、途中でブラウザバックを使用されるとサーバ側とブラウザ側で処理の歩調が合わなくなってしまうことがあり、「ブラウザバックを行わないでください」といった注意喚起が行われたり、ブラウザバックすると進行中の手続きを一旦すべて破棄して最初からやり直させたりすることがある。
(2021.11.16更新)