Webセーフカラー 【web safe colors】 ウェブセーフカラー / Webカラー / ウェブカラー

概要

Webセーフカラー(web safe colors)とは、Webページを多色表示が困難な環境で閲覧する場合でも最低限確保されるべきとされた216色の集合。8ビット256色インデックスカラー(パレットカラー)しか利用できない環境でも様々な色味が利用できるように定められたもので、事実上の業界標準として広まっている。

RGB(赤緑青)各色を16進数の「00」から「FF」まで均等に6段階の「00」「33」「66」「99」「CC」「FF」に分割し、「#336699」「#FF66CC」といったようにこれらのの任意の組み合わせで色を定義する。「#000000」(黒)から「#FFFFFF」(白)までの間に、赤(R)6段階×緑(G)6段階×青(B)6段階の計216色が定義される。

を等間隔に区切って機械的に組み合わせたものであるため、視覚的に区別する必要が薄い暗色側が豊富な一方、明色側は逆に大雑把すぎてデザインに用いるには難しい配色となっている。フルカラー表示が一般的になった現在はほとんど意識されることはない。

(2023.12.14更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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