ITパスポート試験過去問 - 分野別 - ビジネスシステム

令和8年 問17
AIを利活用する上で留意すべき事項として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a AIの意図しない動作によって,人間の生命や身体などに危害を及ぼす可能性
b AIの判断に差別的な内容が含まれる可能性
c AIの判断にプライバシーの侵害となる内容が含まれる可能性
アa,b
イa,b,c
ウa,c
エb,c
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
AIを利活用する際には,様々なリスクに留意する必要があります。答えは「イ」です。aのAIの意図しない誤動作が人の生命や身体に危害を及ぼす可能性,bのAIの判断に差別的な内容が含まれる可能性,cのAIの判断がプライバシー侵害につながる可能性は,いずれも実際に指摘されているAI利活用上の重要なリスクであり,すべて適切な記述です。したがって,a,b,cすべてを挙げている選択肢「イ」が正解となります。他の選択肢はこれらのうちいずれかを除外してしまっており,AI利活用のリスクを十分に網羅できていないため誤りです。
令和8年 問27
AIを,様々な課題に対して判断できる“強いAI”と,特定の課題だけを判断できる“弱いAI”に分類した場合,“弱いAI”の記述として,最も適切なものはどれか。
ア人間と同等の知能がコンピュータ上で再現され,人間のように判断することができるが,人間と同じような判断ミスをすることもある。
イ人間のように質問そのものの意味を理解したり,考えたりしているわけではないが,判断の結果を示すことはできる。
ウ人間よりも賢く,人間の手助けがなくても自らの判断力を高めることができる。
エ自らがもつ知識や能力を自律的に適用することによって,柔軟に判断できる能力がある。
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
AIは,様々な課題に対応できる「強いAI」と,特定の課題にのみ対応できる「弱いAI」に分類されることがあります。答えは「イ」です。現在実用化されているAIは基本的に弱いAIであり,特定の用途や対象に特化していて人間並みに汎用的な機能や能力は持っていません。

選択肢「ア」「ウ」「エ」は,人間と同等またはそれ以上の汎用的な知能を持ち,自律的に判断できるとする内容であり,これはむしろ強いAI(あるいはまだ実現していない人工超知能など)の特徴に近い説明であるため,弱いAIの説明としては誤りです。
令和7年 問10
生成AIにおいて,もっともらしいが事実とは異なる内容が出力されることを表す用語として,最も適切なものはどれか。
アエコーチェンバー
イシンギュラリティ
ウディープフェイク
エハルシネーション
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
生成AIにおいて,もっともらしいが事実とは異なる内容が出力されることを「ハルシネーション」(hallucination:幻覚)と呼びます。答えは「エ」です。生成AIは学習したデータのパターンに基づいて文章を生成するため,実際には存在しない情報や誤った情報を,あたかも事実であるかのように出力してしまうことがあり,利用時には注意が必要です。

選択肢「ア」のエコーチェンバー現象は自分と似た意見ばかりに囲まれる状況を指す言葉,「イ」のシンギュラリティはAIが人間の知能を超える転換点を指す言葉,「ウ」のディープフェイクはAIを用いて偽の映像や音声を作成する技術であり,いずれも事実と異なる内容を出力するハルシネーションとは異なる概念のため誤りです。
令和7年 問25
ブロックチェーンを適用した事例として,最も適切なものはどれか。
ア証券会社が,取引の改ざんや不整合の発生を防止することを目的として,従来の社債に代わり電子的手段を用いたデジタル社債を発行した。
イ商品先物取引所を運営する認可法人が,取引量を拡大することを目的として,現在およそ1秒以上要している注文受付の応答時間を,1秒未満に改善した。
ウビジネス路線を中心に運航する航空会社が,顧客の利便性向上と競合他社に対する競争力強化を目的として,出発1時間前まで何回でも予約の変更を可能とする新しいサービスを開始した。
エ服飾雑貨製造会社が,自社の商品企画に活用することを目的として,過去の全ての自社商品に関する大量の画像及び社内会議の音声データをデータベースに保存し,従業員がいつでも検索できるようにした。
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
「ブロックチェーン」(block chain)とは,取引記録を分散して保持し,改ざんが極めて困難な形でデータを管理する技術です。答えは「ア」です。証券会社が,取引の改ざんや不整合の発生を防止することを目的として,従来の社債に代わり電子的手段を用いたデジタル社債を発行したという事例は,改ざん耐性というブロックチェーンの特性を生かした典型的な活用例です。

選択肢「イ」は注文受付の応答時間を改善する高速化の取り組み,「ウ」は予約変更サービスの利便性向上の取り組み,「エ」は画像・音声データをデータベースに保存して検索可能にする取り組みであり,いずれも改ざん防止という観点でのブロックチェーン特有の活用事例とは言えないため誤りです。
令和7年 問28
生成AIに関する記述として,最も適切なものはどれか。
ア一切の学習を必要とせずに,新しいコンテンツを生成する。
イ過去のデータから項目間の相関などを学習したモデルを用いて,現在のデータから将来の値を予測して出力する。
ウ作成したシナリオに基づいて動作するソフトウェアロボットによって業務を自動化する。
エ自然言語で指示された内容に従って,事前に学習したデータを基に,新しいコンテンツを生成する。
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
生成AIに関する最も適切な記述を選ぶ問題です。答えは「エ」です。生成AIは,自然言語で指示された内容に従って,事前に大量のデータを学習したモデルを用いて,新しい文章や画像などのコンテンツを生成する技術です。

選択肢「ア」は「一切の学習を必要とせず」としていますが,実際には生成AIは大量のデータによる事前学習を必要とするため誤りです。「イ」は「将来の値を予測して出力する」としており,これはむしろ予測モデル(回帰分析など)に近い説明であり,新しいコンテンツを生成する生成AIの本質的な特徴とは異なります。「ウ」はRPAのようなソフトウェアロボットによる業務自動化の説明であり,生成AIとは異なる技術のため誤りです。
令和6年 問12
AIに関するガイドラインの一つである“人間中心のAI社会原則”に定められている七つの“AI社会原則”のうち,“イノベーションの原則”に関する記述として,最も適切なものはどれか。
アAIの発展によって人も併せて進化するように,国際化や多様化を推進し,大学,研究機関,企業など,官民における連携と,柔軟な人材の移動を促進する。
イAIの利用がもたらす結果については,問題の特性に応じて,AIの開発,提供,利用に携わった関係者が分担して責任を負う。
ウサービスの提供者は,AIを利用している事実やデータの取得方法や使用方法,結果の適切性について,利用者に対する適切な説明を行う。
エ情報弱者を生み出さないために,幼児教育や初等中等教育において,AI活用や情報リテラシーに関する教育を行う。
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
「人間中心のAI社会原則」は7つの原則で構成されています。「イノベーションの原則」は産官学連携などについて規定したもので,「ア」が正解です。
「イ」は「人間中心の原則」の記述です。
「ウ」は「公平性・説明責任及び透明性の原則」の記述です。
「エ」は「教育・リテラシーの原則」についての記述です。
令和6年 問28
次の事例のうち,AIを導入することによって業務の作業効率が向上したものだけを全て挙げたものはどれか。

a 食品専門商社のA社が,取引先ごとに様式が異なる手書きの請求書に記載された文字を自動で読み取ってデータ化することによって,事務作業時間を削減した。
b 繊維製造会社のB社が,原材料を取引先に発注する定型的なPCの操作を自動化するツールを導入し,事務部門の人員を削減した。
c 損害保険会社のC社が,自社のコールセンターへの問合せに対して,オペレーターにつなげる前に音声チャットボットでヒアリングを行うことによって,オペレーターの対応時間を短縮した。
d 物流会社のD社が,配送荷物に電子タグを装着して出荷時に配送先を電子タグに書き込み,配送時にそれを確認することによって,誤配送を削減した。
アa,c
イb,c
ウb,d
エc,d
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
AI(Artificial Intelligence:人工知能)は人間が行う高度に知的な作業を人間に代わって行う能力を持った情報システムを指します。

「a」はOCR(光学式文字読み取り装置)によって手書きの書類をデータ化した例ですが,手書き文字の認識精度はAIの導入により飛躍的に高まっています。
「b」はRPA(Robotics Process Automation)の導入により定型的なパソコンのソフトウェア操作を自動化した例であり,AIは関係ありません。
「c」は人間と音声による対話が可能なチャットボットを導入した例ですが,音声認識や音声合成,内容の自然言語処理などはAIの導入により飛躍的に改良されました。
「d」は電子タグ(RFID)により荷物の自動認識を実現した例であり,AIは関係ありません。

よって,AIが関係するのは「a」と「c」であり,この2つを組み合わせた「ア」が正解となります。
令和5年 問12
スマートフォンに内蔵された非接触型ICチップと外部のRFIDリーダーによって,実現しているサービスの事例だけを全て挙げたものはどれか。

a 移動中の通話の際に基地局を自動的に切り替えて通話を保持する。
b 駅の自動改札を通過する際の定期券として利用する。
c 海外でも国内と同じ電子メールなどのサービスを利用する。
d 決済手続情報を得るためにQRコードを読み込む。
アa,b,c,d
イa,b,d
ウb
エb,d
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
a … 該当しません。これは,モバイル通信のハンドオーバー技術に関する説明です。基地局間での通話の切り替えは,RFID技術や非接触型ICチップとは直接関係がありません。

b … 該当します。これは,まさにRFID技術が使われている典型的な事例です。スマートフォンに内蔵された非接触型ICチップ(FeliCaなど)と外部のRFIDリーダーを利用することで,駅の自動改札機を通過する際に定期券として利用されます。

c … 該当しません。これは,通信サービスに関するもので,スマートフォンの非接触型ICチップやRFIDリーダーとは関係ありません。海外ローミングやインターネット通信に関する話であり,RFID技術は関与しません。

d … 該当しません。QRコードは,バーコード技術を使ったものであり,RFID技術や非接触型ICチップとは異なります。QRコードを読み込んで決済を行う場合,RFIDリーダーは使用されません。

以上から,「b」のみを挙げた「ウ」が正解です。
令和5年 問16
コールセンターにおける電話応対業務において,AIを活用し,より有効なFAQシステムを実現する事例として,最も適切なものはどれか。
アオペレーター業務研修の一環で,既存のFAQを用いた質疑応答の事例をWebの画面で学習する。
イガイダンスに従って入力されたダイヤル番号に従って,FAQの該当項目を担当するオペレーターに振り分ける。
ウ受信した電話番号から顧客の情報,過去の問合せ内容及び回答の記録を,顧客情報データベースから呼び出してオペレーターの画面に表示する。
エ電話応対時に,質問の音声から感情と内容を読み取って解析し,FAQから最適な回答候補を選び出す確度を高める。
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
「ア」… 不適切。これは研修の一環としてFAQを学習する方法です。AIの活用とは言えず,あくまで人間の研修に関する話です。

「イ」… 不適切。これはIVR(自動音声応答)システムによって,顧客の入力に基づいて担当者を振り分けるシステムです。この方法はAIとは直接関係ありません。

「ウ」… 不適切。これは顧客情報をデータベースから引き出して表示するシステムで,顧客サービス向上のために有用な機能ですが,AIを活用してFAQの最適な回答を提供するものではありません。

「エ」… 正解。AIを活用したFAQシステムの典型的な事例です。AIは,質問の音声から内容と感情を解析し,その情報を基に最適な回答候補を選出することで,より効率的で精度の高いFAQ応答を提供します。
令和5年 問34
記述 a〜c のうち,“人間中心のAI社会原則” において,AIが社会に受け入れられ,適正に利用されるために,社会が留意すべき事項として記されているものだけを全て挙げたものはどれか。

a AIの利用に当たっては,人が利用方法を判断し決定するのではなく,AIが自律的に判断し決定できるように,AIそのものを高度化しなくてはならない。
b AIの利用は,憲法及び国際的な規範の保障する基本的人権を侵すものであってはならない。
c AIを早期に普及させるために,まず高度な情報リテラシーを保有する者に向けたシステムを実現し,その後,情報弱者もAIの恩恵を享受できるシステムを実現するよう,段階的に発展させていかなくてはならない。
アa,b
イa,b,c
ウb
エb,c
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
a … 不適切。AIが自律的に判断し決定することを推奨するものではなく,むしろ人間が最終的な判断を行うべきだとされています。

b … 適切。「人間中心の原則」として記載されている内容です。

c … 不適切。AI社会原則における「公平性」に反する可能性があります。AI技術はすべての人々が平等に利用できることが求められており,「情報弱者」にもその恩恵が届くようにする必要があります。

当てはまるのは「b」のみですので,「ウ」が正解です。
令和4年 問16
マイナンバーに関する説明のうち,適切なものはどれか。
ア海外居住者を含め,日本国籍を有する者だけに付与される。
イ企業が従業員番号として利用しても構わない。
ウ申請をすれば,希望するマイナンバーを取得できる。
エ付与されたマイナンバーを,自由に変更することはできない。
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
「ア」… 不適切です。マイナンバーは,日本国籍を持つ者に限らず,日本に住民票がある外国人にも付与されます。逆に,日本国籍を持っていても海外在住の人には付与されません。

「イ」… 不適切。マイナンバーは利用していい用途が法令で決められており,企業などが勝手に従業員番号として利用することは認められていません。

「ウ」… 不適切。マイナンバーは行政側が番号を用意して通知します。番号を生成する手順が決まっているため希望する番号を指定することはできません。

「エ」… 正解。マイナンバーは一度付与されると,原則として生涯変更することはできません。個人の識別番号として使用されるため,変更することが許されるケースは非常に限られています。
令和4年 問21
政府が定める“人間中心のAI社会原則”では,三つの価値を理念として尊重し,その実現を追求する社会を構築していくべきとしている。実現を追求していくべき社会の姿だけを全て挙げたものはどれか。

a 持続性ある社会
b 多様な背景を持つ人々が多様な幸せを追求できる社会
c 人間があらゆる労働から解放される社会
d 人間の尊厳が尊重される社会
アa,b,c
イa,b,d
ウa,c,d
エb,c,d
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
人間中心のAI社会原則では,AIの普及する社会のあるべき姿として「人間の尊厳が尊重される社会」「多様な背景を持つ人々が多様な幸せを追求できる社会」「持続性ある社会」の3つを挙げています。これは「a」「b」「d」に該当し,正解は「イ」です。
令和4年 問24
教師あり学習の事例に関する記述として,最も適切なものはどれか。
ア衣料品を販売するサイトで,利用者が気に入った服の画像を送信すると,画像の特徴から利用者の好みを自動的に把握し,好みに合った商品を提案する。
イ気温,天候,積雪,風などの条件を与えて,あらかじめ準備しておいたルールベースのプログラムによって,ゲレンデの状態がスキーに適しているか判断する。
ウ麺類の山からアームを使って一人分を取り,容器に盛り付ける動作の訓練を繰り返したロボットが,弁当の盛り付けを上手に行う。
エ録音された乳児の泣き声と,泣いている原因から成るデータを収集して入力することによって,乳児が泣いている原因を泣き声から推測する。
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
「ア」… 不適切。「教師なし学習」の例です。

「イ」… 不適切。「ルールベースAI」の例です。

「ウ」… 不適切。「強化学習」の例です。

「エ」… 正解。乳児の泣き声とその泣いている原因(ラベル)をペアにしたデータを使ってモデルを訓練し,その後,泣き声を入力として,泣いている原因を予測するという問題です。
令和3年 問3
人間の脳神経の仕組みをモデルにして,コンピュータプログラムで模したものを表す用語はどれか。
アソーシャルネットワーク
イデジタルトランスフォーメーション
ウニューラルネットワーク
エブレーンストーミング
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
人間の脳神経(ニューロン)が網目状に繋がり合って電気信号をやり取りする仕組みをコンピュータプログラムで再現したものを「ニューラルネットワーク」(正確には人工ニューラルネットワーク)と言います。「ウ」が正解です。

「ア」の「ソーシャルネットワーク」は,人と人との繋がりやコミュニケーションを支援するネットサービスや,そのようなサービス上で展開される社会を指します。

「イ」の「デジタルトランスフォーメーション」は,デジタル技術を前提に,企業などの事業や業務を根本から作り変える改革を指します。

「エ」の「ブレーンストーミング」は,集団で行うアイデアの発想法の一つで,参加者が集まって会合を開き,思いつくまま次々自由にアイデアを発言し合う手法です。
令和3年 問19
ビッグデータの分析に関する記述として,最も適切なものはどれか。
ア大量のデータから未知の状況を予測するためには,統計学的な分析手法に加え,機械学習を用いた分析も有効である。
イテキストデータ以外の動画や画像,音声データは,分析の対象として扱うことができない。
ウ電子掲示板のコメントやSNSのメッセージ,Webサイトの検索履歴など,人間の発信する情報だけが,人間の行動を分析することに用いられる。
エブログの書き込みのような,分析されることを前提としていないデータについては,分析の目的にかかわらず,対象から除外する。
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
ビッグデータとは,従来のデータベース管理システムなどでは記録や保管,解析が難しいような巨大なデータ群を指します。特に,単に量が多いだけでなく,様々な種類・形式が含まれる非構造化データ・非定型的データであり,さらに,日々膨大に生成・記録される時系列性・リアルタイム性のあるようなものを指すことが多いです。

「ア」… 正解。ビッグデータの解析には統計学的な手法や機械学習など新しい手法も用いられます。

「イ」… 不適切。目的によっては動画などのマルチメディアデータを対象とすることもあります。

「ウ」… 不適切。コンピュータのログなど,機械の記録したデータも重要な分析対象です。

「エ」… 不適切。非構造化データや非定型的なデータも分析対象とします。
令和3年 問20
画像認識システムにおける機械学習の事例として,適切なものはどれか。
アオフィスのドアの解錠に虹彩の画像による認証の仕組みを導入することによって,セキュリティが強化できるようになった。
イ果物の写真をコンピュータに大量に入力することで,コンピュータ自身が果物の特徴を自動的に抽出することができるようになった。
ウスマートフォンが他人に利用されるのを防止するために,指紋の画像認識でロック解除できるようになった。
エヘルプデスクの画面に,システムの使い方についての問合せを文字で入力すると,会話形式で応答を得ることができるようになった。
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
「ア」… 不適切。虹彩認証システムでは虹彩のパターンを解析する専用のアルゴリズムが用いられ,通常は機械学習を利用しません。

「イ」… 正解。果物の画像を大量に学習させることで果物を認識できるようになるのは典型的な機械学習の事例です。

「ウ」… 不適切。指紋認証システムでは指紋のパターンを解析する専用のアルゴリズムが用いられ,通常は機械学習を利用しません。

「エ」… 不適切。チャットボットが利用するのはテキストデータなので,機械学習を利用していたとしても画像認識の例ではありません。
令和2年秋期 問4
コンビニエンスストアを全国にチェーン展開するA社では,過去10年間にわたる各店舗の詳細な販売データが本部に蓄積されている。これらの販売データと,過去10年間の気象データ,及び各店舗近隣のイベント情報との関係を分析して,気象条件,イベント情報と商品の販売量との関連性を把握し,1週間先までの天気予報とイベント情報から店舗ごとの販売予想をより高い精度で行うシステムを構築したい。このとき活用する技術として,最も適切なものはどれか。
アIoTを用いたセンサなどからの自動データ収集技術
イ仮想空間で現実のような体験を感じることができる仮想現実技術
ウディープラーニングなどのAI技術
エ表計算ソフトを用いて統計分析などを行う技術
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
解説 :
過去10年の膨大なデータからパターンを見出して将来の予測を行うのに適した技術はディープラーニングなどの機械学習システムです。「ウ」が正解です。

「ア」はデータ収集のための仕組みであり,分析や予測には役立ちません。

「イ」の仮想現実(VR)は過去のデータから将来を予測する役には立ちません。

「エ」の表計算ソフトによる分析は,データ間の関係性があらかじめ分かっている場合に利用できる手法であり,データ群から関連性を見出す必要がある場合には適していません。
令和2年秋期 問19
ディープラーニングを構成する技術の一つであり,人間の脳内にある神経回路を数学的なモデルで表現したものはどれか。
アコンテンツデリバリネットワーク
イストレージエリアネットワーク
ウニューラルネットワーク
エユビキタスネットワーク
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
令和2年秋期 問22
AIの活用領域には音声認識,画像認識,自然言語処理などがある。音声認識と自然言語処理の両方が利用されているシステムの事例として,最も適切なものはどれか。
アドアをノックする音を検知して,カメラの前に立っている人の顔を認識し,ドアのロックを解除する。
イ人から話しかけられた天気や交通情報などの質問を解釈して,ふさわしい内容を回答する。
ウ野外コンサートに来場する人の姿や話し声を検知して,会場の入り口を通過する人数を記録する。
エ洋書に記載されている英文をカメラで読み取り,要約された日本文として編集する。
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
令和2年秋期 問32
ある会社のECサイトでは,利用者からのチャットでの多様な問合せについて,オペレータが対応する仕組みから,ソフトウェアによる自動対応に変更した。このとき,利用者の過去のチャットの内容などを学習して,会話の流れから適切な回答を推測できる仕組みに変更するために使われた技術として,最も適切なものはどれか。
アAI
イAR
ウCRM
エERP
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
令和1年秋期 問8
人口減少や高齢化などを背景に,ICTを活用して,都市や地域の機能やサービスを効率化,高度化し,地域課題の解決や活性化を実現することが試みられている。このような街づくりのソリューションを示す言葉として,最も適切なものはどれか。
アキャパシティ
イスマートシティ
ウダイバーシティ
エユニバーシティ
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
令和1年秋期 問21
ディープラーニングに関する記述として,最も適切なものはどれか。
ア営業,マーケティング,アフタサービスなどの顧客に関わる部門間で情報や業務の流れを統合する仕組み
イコンピュータなどのディジタル機器,通信ネットワークを利用して実施される教育,学習,研修の形態
ウ組織内の各個人がもつ知識やノウハウを組織全体で共有し,有効活用する仕組み
エ大量のデータを人間の脳神経回路を模したモデルで解析することによって,コンピュータ自体がデータの特徴を抽出,学習する技術
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
令和1年秋期 問22
人工知能の活用事例として,最も適切なものはどれか。
ア運転手が関与せずに,自動車の加速,操縦,制動の全てをシステムが行う。
イオフィスの自席にいながら,会議室やトイレの空き状況がリアルタイムに分かる。
ウ銀行のような中央管理者を置かなくても,分散型の合意形成技術によって,取引の承認を行う。
エ自宅のPCから事前に入力し,窓口に行かなくても自動で振替や振込を行う。
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
令和1年秋期 問31
RFIDの活用によって可能となる事柄として,適切なものはどれか。
ア移動しているタクシーの現在位置をリアルタイムで把握する。
イインターネット販売などで情報を暗号化して通信の安全性を確保する
ウ入館時に指紋や虹彩といった身体的特徴を識別して個人を認証する。
エ本の貸出時や返却の際に複数の本を一度にまとめて処理する。
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
平成31年春期 問23
プロの棋士に勝利するまでに将棋ソフトウェアの能力が向上した。この将棋ソフトウェアの能力向上の中核となった技術として,最も適切なものはどれか。
アVR
イER
ウEC
エAI
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
平成30年秋期 問35
販売時点で,商品コードや購入者の属性などのデータを読み取ったりキー入力したりすることで,販売管理や在庫管理に必要な情報を収集するシステムはどれか。
アETC
イGPS
ウPOS
エSCM
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
平成30年春期 問8
企業におけるマイナンバーの取り扱いに関する行為 a~c のうち,マイナンバー法に照らして適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a 従業員から提供を受けたマイナンバーを人事評価情報の管理番号として利用する。
b 従業員から提供を受けたマイナンバーを税務署に提出する調書に記載する。
c 従業員からマイナンバーの提供を受けるときに,その番号が本人のものであることを確認する。
アa,b
イa,b,c
ウb
エb,c
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
平成29年秋期 問22
クラウドファンディングの事例として,最も適切なものはどれか。
アインターネット上の仮想的な記憶領域を利用できるサービスを提供した。
イインターネットなどを通じて,不特定多数の人から広く寄付を集めた。
ウ曇りや雨が多かったことが原因で発生した損失に対して金銭面での補償を行った。
エ大量の情報の中から目的に合致した情報を精度高く見つける手法を開発した。
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
平成29年春期 問22
ICタグを使用した機能の事例として,適切なものはどれか。
アPOSレジにおけるバーコードの読取り
イ遠隔医療システムの画像配信
ウカーナビゲーションシステムにおける現在地の把握
エ図書館の盗難防止ゲートでの持出しの監視
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
平成29年春期 問24
マイナンバーを使用する行政手続として,適切でないものはどれか。
ア災害対策の分野における被災者台帳の作成
イ社会保障の分野における雇用保険などの資格取得や給付
ウ税の分野における税務当局の内部事務
エ入国管理の分野における邦人の出入国管理
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
平成27年秋期 問13
RFIDを活用することによって可能となるシステムはどれか。
ア遠隔地からネットワークを介し,患者の画像や音声データを送受信して医療活動を行う。
イキャッシュカードを使い,銀行のATMから現金の預け入れや払い出しを行う。
ウ店頭での販売時に,商品に貼付されたバーコードから商品情報を読み取り,販売情報管理や発注処理を行う。
エ配送荷物に電子タグを装着し,荷物の輸送履歴に関する情報の確認を行う。
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
平成27年春期 問13
SFAの目的に関する記述として,適切なものはどれか。
ア営業活動で入手した市場ニーズに対応して,製品の改良を図る。
イ他の優れた企業の業績や組織の分析を通じて,自社の営業組織の見直しを図る。
ウ蓄積された知識やノウハウを組織全体で共有し,営業活動の効率と管理水準の向上を図る。
エ販売情報を基に,資材の調達から生産,流通,販売までの一連のプロセスを改善して全体の在庫の最適化を図る。
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
平成26年春期 問5
トレーサビリティに該当する事例として,適切なものはどれか。
アインターネットやWebの技術を利用して,コンピュータを教育に応用する。
イ開発部門を自社内に抱えずに,開発業務を全て外部の専門企業に任せる。
ウ個人の知識や情報を組織全体で共有し,有効に活用して業績を上げる。
エ肉や魚に貼ってあるラベルをよりどころに生産から販売までの履歴を確認できる。
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
平成24年秋期 問30
e-TAXなど行政への電子申請の際に,本人証明のために公的個人認証サービスを利用することができる。このサービスを利用する際に使用できるものはどれか。
ア印鑑登録カード
イ住民基本台帳カード
ウクレジットカード
エパスポート
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
平成24年春期 問13
住民基本台帳ネットワークシステム構築の目的として挙げられているものはどれか。
ア国民の納税情報を管理する。
イ住民サービスの向上と行政事務の効率向上を図る。
ウ住民の個人情報を保護する。
エ民間への住民情報の公開を促進する。
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
平成23年秋期 問31
営業活動の支援と管理強化を目的としたSFAシステムの運用において,管理すべき情報として,最も適切なものはどれか。
ア顧客への訪問回数,商談進捗状況,取引状況などの情報
イ社員のスキル,研修受講履歴,業務目標と達成度などの情報
ウ商品の販売日時,販売個数,販売金額などの情報
エ製品の生産計画,構成部品とその所要数,在庫数などの情報
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
平成21年秋期 問20
ICカードと磁気カードの偽造に対する安全性の比較に関する記述のうち,適切なものはどれか。
アICカードは,ICチップヘの情報の格納や情報の暗号化を行っているので,磁気カードに比べて偽造されにくい。
イICカードは,情報の記録に二次元コードを使うので,磁気カードに比べて偽造されにくい。
ウ磁気カードは,磁気ストライプに情報を格納しており,ICカードに比べて情報を保護する仕組みが複雑で偽造されにくい。
エ磁気カードは,情報の記録にバーコードを利用しており,ICカードに比べて偽造されにくい。
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる