基本情報技術者(科目A)過去問集 - 調達計画・実施
令和7年6月修了試験 問48
CSR調達に該当するものはどれか。
ア | コストを最小化するために,最も安価な製品を選ぶ。 |
---|---|
イ | 災害時に調達が不可能となる事態を避けるために,複数の調達先を確保する。 |
ウ | 自然環境,人権などへの配慮を調達基準として示し,調達先に遵守を求める。 |
エ | 物品の購買に当たってEDIを利用し,迅速かつ正確な調達を行う。 |
令和6年12月修了試験 問48
グリーン調達の説明はどれか。
ア | 環境保全活動を実施している企業がその活動内容を広くアピールし,投資家から環境保全のための資金を募ることである。 |
---|---|
イ | 第三者が一定の基準に基づいて環境保全に資する製品を認定する,エコマークなどの環境表示に関する国際規格のことである。 |
ウ | 太陽光,バイオマス,風力,地熱などの自然エネルギーによって発電されたグリーン電力を,市場で取引可能にする証書のことである。 |
エ | 品質や価格の要件を満たすだけでなく,環境負荷が小さい製品やサービスを,環境負荷の低減に努める事業者から優先して購入することである。 |
令和6年6月修了試験 問52
ア | 工場での生産をアウトソーシングして,生産設備への投資を抑える。 |
---|---|
イ | 自社製品の設計,マーケティングに注力し,新市場を開拓する。 |
ウ | 自社製品の販売に注力し,売上げを拡大する。 |
エ | 複数の企業から生産だけを専門に請け負い,多くの製品を低コストで生産する。 |
令和6年1月修了試験 問48
半導体ファブレス企業の説明として,適切なものはどれか。
ア | 委託者の依頼を受けて,自社工場で半導体製造だけを行う。 |
---|---|
イ | 自社で設計し,自社工場で生産した製品を相手先ブランドで納入する。 |
ウ | 自社内で回路設計から製造まで全ての設備をもち,自社ブランド製品を販売する。 |
エ | 製品の企画,設計及び開発は行うが,半導体製造の工場は所有しない。 |
令和4年6月修了試験 問64
EMS(Electronics Manufacturing Services)の説明として,適切なものはどれか。
ア | 相手先ブランドで販売する電子機器の設計だけを受託し,製造は相手先で行う。 |
---|---|
イ | 外部から調達した電子機器に付加価値を加えて,自社ブランドで販売する。 |
ウ | 自社ブランドで販売する電子機器のソフトウェア開発だけを外部に委託し,ハードウェアは自社で設計製造する。 |
エ | 生産設備をもつ企業が,他社からの委託を受けて電子機器を製造する。 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
令和4年1月修了試験 問65
ア | RFP作成の手間を省くために,要求事項の記述は最小限にとどめる。曖昧な点や不完全な点があれば,供給者であるベンダ企業から取得者に都度確認させる。 |
---|---|
イ | 取得者であるユーザ企業側では,事前に実現性の確認を行わずに,要求事項が実現可能かどうかの調査や検討は供給者であるベンダ企業側に任せる。 |
ウ | 複数の要求事項がある場合,重要な要求とそうでない要求の区別がつくようにRFP作成時点で重要度を設定しておく。 |
エ | 要求事項は機能を記述するのではなく,極力,具体的な製品名や実現手段を細かく指定する。 |
令和2年12月修了試験 問65
ア | RFIの回答内容の評価が高いベンダに対して,選定から外れたときに備えて,再提案できる救済措置を講じておく。 |
---|---|
イ | 現行のシステムを熟知したベンダに対して,RFPの要求事項とは別に,そのベンダを選定しやすいように評価を高くしておく。 |
ウ | 提案の評価基準や要求事項の適合度への重み付けをするルールを設けるなど,選定の基準や手順を確立しておく。 |
エ | ベンダ選定から契約締結までの期間を短縮するために,RFPを提示した全ベンダに内示書を発行して,契約書や作業範囲記述書の作成を依頼しておく。 |
令和2年12月修了試験 問69
EMS(Electronics Manufacturing Services)の説明として,適切なものはどれか。
ア | 一般消費者からの家電製品に関する問合せの受付窓口となって,電話対応を行う。 |
---|---|
イ | 製造設備をもたず,製品の企画,設計及び開発を行う。 |
ウ | 他メーカから仕入れた電子機器などの販売を専門に行う。 |
エ | 他メーカから受注した電子機器などの受託生産を行う。 |
令和1年7月修了試験 問62
ITアウトソーシングの活用に当たって,委託先決定までの計画工程,委託先決定からサービス利用開始までの準備工程,委託先が提供するサービスを発注者が利用する活用工程の三つに分けたとき,発注者が活用工程で行うことはどれか。
ア | 移行計画やサービス利用におけるコミュニケーションプランを委託先と決定する。 |
---|---|
イ | 移行ツールのテストやサービス利用テストなど,一連のテストを委託先と行う。 |
ウ | 稼働状況を基にした実績報告や利用者評価を基に,改善案を委託先と取りまとめる。 |
エ | 提案依頼書を作成,提示して委託候補先から提案を受ける。 |
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
令和1年7月修了試験 問66
ア | 調達者から供給者候補に対して,システム化の目的や業務内容などを示し,必要な情報の提供を依頼すること |
---|---|
イ | 調達者から供給者候補に対して,対象システムや調達条件などを示し,提案書の提出を依頼すること |
ウ | 調達者から供給者に対して,契約内容で取り決めた内容に関して,変更を要請すること |
エ | 調達者から供給者に対して,双方の役割分担などを確認し,契約の締結を要請すること |
令和1年6月修了試験 問66
国や地方公共団体が,環境への配慮を積極的に行っていると評価されている製品・サービスを選んでいる。この取組みを何というか。
ア | CSR |
---|---|
イ | エコマーク認定 |
ウ | 環境アセスメント |
エ | グリーン購入 |
平成31年1月修了試験 問62
ITサービスをアウトソーシングする際の,システム保守品質・運用品質の低下リスクへの対応策はどれか。
ア | アウトソーシング後の自社の人材強化計画の提案を,委託先の選定段階で求め,契約書などにも明文化しておく。 |
---|---|
イ | サービス費用の妥当性を検証できるように,サービス別の詳細な料金体系を契約書などで明文化しておく。 |
ウ | サービス品質を示す指標を用い,目標とする品質のレベルを委託先と取り決めた上で,サービス品質の改善活動を進めていく。 |
エ | システム保守・運用実務などのサービス費用について,査定能力をもつ人材を自社側に確保しておく。 |
平成30年12月修了試験 問65
総合評価落札方式を用い,次の条件で調達を行う。A~D社の入札価格及び技術点が表のとおりであるとき,落札者はどれか。
〔条件〕
(1)価格点(100点満点)及び技術点(100点満点)を合算した総合評価点が最も高い入札者を落札者とする。
(2)予定価格を1,000万円とする。予定価格を超える入札は評価対象とならない。
(3)価格点は次の計算式で算出する。
[1-(入札価格/予定価格)]×100
〔A~D社の入札価格及び技術点〕
〔条件〕
(1)価格点(100点満点)及び技術点(100点満点)を合算した総合評価点が最も高い入札者を落札者とする。
(2)予定価格を1,000万円とする。予定価格を超える入札は評価対象とならない。
(3)価格点は次の計算式で算出する。
[1-(入札価格/予定価格)]×100
〔A~D社の入札価格及び技術点〕
入札価格(万円) | 技術点 | |
A社 | 700 | 50 |
B社 | 800 | 65 |
C社 | 900 | 80 |
D社 | 1,100 | 100 |
ア | A社 |
---|---|
イ | B社 |
ウ | C社 |
エ | D社 |
平成30年6月修了試験 問66
環境省の環境表示ガイドラインによれば,環境表示の説明はどれか。
ア | 温室効果ガスを削減するために,企業や国が排出枠を決め,温室効果ガスが排出枠に届かない不足分と,排出枠に収まらない超過分を,企業や国が市場で取引することを明らかにしたもの |
---|---|
イ | 国や地方公共団体などの公的機関が,率先して環境物品(環境負荷の低減に資する製品やサービス)の調達を推進するなど,環境物品への需要の転換を促進するために必要な事項を規定したもの |
ウ | 製品やサービスについて,環境に配慮した点や環境負荷の低減効果などの特徴,事業者の環境配慮への姿勢を,説明文やシンボルマーク,図表などを通して主張したもの |
エ | 風力,太陽光,バイオマスなどの再生可能エネルギーによって発電されたグリーン電力が,化石燃料に比較して温室効果ガスの排出量が少ないなどという環境付加価値を取引可能な証書にしたもの |
平成28年7月修了試験 問65
総合評価落札方式による調達を説明したものはどれか。
ア | 価格,提案内容などが点数化され,最高得点の提案が選ばれる。 |
---|---|
イ | 過去の採用実績が総合的に評価され,入札を経ずに業者が選ばれる。 |
ウ | 所定の契約限度額の枠内で最も優れた提案が,入札を経ずに選ばれる。 |
エ | 予定価格の制限の範囲内で最低価格の提案が選ばれる。 |
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
平成28年6月修了試験 問72
ファブレスの特徴を説明したものはどれか。
ア | 1人又は数人が全工程を担当する方式であり,作業内容を変えるだけで生産品目を変更でき,多品種少量生産への対応が容易である。 |
---|---|
イ | 後工程から,部品納入の時期,数量を示した作業指示書を前工程に渡して部品供給を受ける仕組みであり,在庫を圧縮することができる。 |
ウ | 生産設備である工場をもたないので,資金が固定化せず,需給変動や製品ライフサイクルに伴うリスクが低減できる。 |
エ | 生産設備をもたない複数の企業の製造を請け負うことによって,効率の良い設備運営や高度な研究開発を行える。 |
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
平成25年6月修了試験 問66
“システム管理基準” によれば,調達の要求事項に含まれる運用業務の要員スキルはどれか。
ア | 業務と情報システムのあるべき姿を明確にし,情報システムの設計ができる。 |
---|---|
イ | 情報システムに対する変更要求を理解し,対応事項の抽出ができる。 |
ウ | 情報システムのプログラムやデータの不具合を発見し,その部分の変更ができる。 |
エ | 情報処理全体の体系を理解し,障害などの異常処理に対する判断ができる。 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
平成24年12月修了試験 問66
ア | 現行システムのプログラム仕様書をRFPに添付して,ベンダに提示する。 |
---|---|
イ | 工程ごとの各種作業の完了時期は明確にしないで,ベンダに提示する。 |
ウ | 情報提供依頼書を提示した全てのベンダに提示する。 |
エ | 要件定義を機能要件,非機能要件にまとめて,ベンダに提示する。 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
平成24年1月修了試験 問71
電子機器を対象とし,設計と製造を専門に,複数メーカから受託するビジネスはどれか。
ア | 3PL |
---|---|
イ | ASP |
ウ | EMS |
エ | SCM |
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
平成23年6月修了試験 問66
契約タイプで一括請負契約に属するものはどれか。
ア | 請け負った作業の履行に対するコストに加え,プロジェクトの当初のコスト見積りに対して一定比率を納入者は定額報酬として受け取る。 |
---|---|
イ | 請け負った作業の履行に対するコストに加え,契約で定めたパフォーマンス目標を達成した場合には,事前に取り決めたインセンティブを受け取る。 |
ウ | 契約で行為した内容を実現するために,委任者に対して労務を供給することに対する対価が支払われる。 |
エ | 契約で行為した内容を実現するために,指定された期日までに決められた価格で作成された成果物に対して対価が支払われる。 |
平成22年12月修了試験 問56
ア | 受入検査を簡単に済ませるため,信頼できる委託先に発注する。 |
---|---|
イ | 開発の進捗状況を自社でも把握することで,問題点を早期に発見して対処する。 |
ウ | 業務に精通した委託先に業務仕様の決定も含め一括して任せる。 |
エ | 信頼できる委託先でも,担当者の作業に至るまで詳細な指示をする。 |
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
平成22年12月修了試験 問66
請書を渡すと契約が成立する書類はどれか。
ア | RFI |
---|---|
イ | RFP |
ウ | 注文書 |
エ | 提案書 |
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
平成22年6月修了試験 問66
提案依頼書を作成するために,必要な情報の提供を要請するものはどれか。
ア | IFB |
---|---|
イ | RFI |
ウ | RFP |
エ | RFQ |
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
平成22年1月修了試験 問62
共通フレーム2007によれば,取得プロセスの目的はどれか。
ア | 合意した要求を満たす製品,サービスを取得者へ提供すること |
---|---|
イ | システムの仕様を明確化し,具体的な機能仕様を得ること |
ウ | システムを実現するための実施計画を得ること |
エ | 取得者が示したニーズを満足する製品,サービスを得ること |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 調達計画・実施