BLER 【Block Error Rate】 ブロック誤り率

概要

BLER(Block Error Rate)とは、データ伝送路や記憶媒体の品質指標の一つで、ある一定のビット長のブロックについて、誤りがあるブロックの比率。誤りが含まれるブロック数を全ブロック数で割って算出する。

記憶媒体データを記録したり、電気や光、電波などで信号を伝送すると、媒体の劣化や伝送中のノイズなどの影響によって「0」だったものが「1」に変化したり、その逆に変化するビット誤りが発生することがある。

これが一定サイズのブロックの記録・伝送ごとにどの程度の頻度で発生しているかを表すのがBLERで、全ブロックのうち、1ビットでも誤りが発生したブロックの割合をパーセンテージ(百分率)を用いて表す。ブロックごとに付加された巡回冗長検査CRC)などの誤り検出符号を用いて、データの読み出し時や受信時に測定される。

(2024.2.15更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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