クラスパス 【class path】

概要

クラスパス(class path)とは、ソフトウェア開発環境プログラミング言語実行環境などで、クラスライブラリなどが存在するストレージ上の位置を示す文字列(パスpath)のこと。オペレーティングシステム(OS)の環境変数などとして設定されることが多い。

開発あるいは実行するプログラムが開発元や第三者の提供するクラスを使用する場合に、そのクラスファイルがどこにあるかを言語処理系に知らせるために設定するもので、クラスの存在するフォルダ/ディレクトリの場所をOSパス表記に従って記述する。

Javaコンパイラjavacの-classpathオプションのように、コマンドラインからコンパイラなどを起動する時の引数として記述することが多いが、OS環境変数として保存しておく方法も提供されることが多く、わざわざ毎回入力しなくても自動的にパスが与えられる。

(2020.3.19更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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