Bean

概要

Beanとは、Javaプログラムの種類の一つで、「JavaBeans」や「Enterprise JavaBeans」(EJB)の仕様に則って開発された、部品化され再利用が容易なJavaクラス

外部の他のプログラムから容易に利用できるよう共通化された仕様に則って開発されたJavaプログラムで、コードの共有や再利用、機能毎の分離や役割分担、汎用的なプログラム部品の流通などに利用されている。

JavaBeans仕様ではBeanが従うべき仕様や規約を定めている。主なものとして「引数なしのpublicコンストラクタが定義されている」「外部からプロパティアクセスするためのアクセサメソッドgetterメソッド/setterメソッド)など、メソッド名が命名規則に則っている」「シリアライズ可能である」などがある。

サーバ側で実行するJavaプログラムサーバサイドJava)をBean化するEJBでは、セッション単位の処理をう機能を持つものを「Session Bean」(セッションBean)、永続的なデータの保存や参照などに用いるものを「Entity Bean」(エンティティBean)と呼び、それぞれ満たすべき仕様が決まっている。

(2023.12.15更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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