Javaアプリケーション 【Java application】 Javaアプリ

概要

Javaアプリケーション(Java application)とは、Java言語開発されたアプリケーションソフトJavaプログラムのうち、独立した単体のソフトウェアとして、コンピュータ利用者からの指示などにより起動・実行されるものを指す。

Javaアプリケーションは「Javaバイトコード」と呼ばれる独自のコード形式で配布され、それ自体はどの機種でも直接実行することはできない。実行環境側にある「Java仮想マシン」(JVMJava Virtual Machine)がバイトコードを読み込み、その環境実行できる形式(ネイティブコード)に変換して実行する。

他の言語で開発された実行形式ソフトウェアは、コンピュータの機種やオペレーティングシステムOS)ごとに実行可能な形式のプログラムを用意してそれぞれ提供しなければならないが、JavaアプリケーションはJVMが対応している環境であればどこでも同じように実行できるというメリットがある。

Javaプログラム実行形式としては他に、WebサーバなどからダウンロードされてWebブラウザなどの中で即座に実行される「Javaアプレット」(Java applet)や、Webブラウザなどからリクエストに応じてWebサーバなどの中で実行される「Javaサーブレット」(Java servlet)などがある。

(2023.3.21更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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