メンバ【member】
メンバとは?
構成員、会員、一部分、構成要素、部材などの意味を持つ英単語。一般の外来語としては集団などに所属する人のことを意味するが、IT分野ではプログラム部品に含まれる変数や関数などを指す用例もある。
組織や集団に所属する構成員という意味の語である。一般の外来語としては「メンバー」表記が一般的だが、歴史的な経緯から、IT分野では3音以上の外来語で “-er” および “-or” 音、 “-y” 音などで終わる場合の末尾の長音記号(伸ばし棒)を省く慣習があり、「メンバ」と末尾を伸ばさない表記が普及している。
ITにおけるメンバ
IT分野では、「プロジェクトメンバー」「チームメンバー」のように、一般的な用法と同様に集団に所属する人を指すことがある。この場合は一般的な表記に合わせて「メンバー」と記す傾向が強い。一方、プログラムにおける配列やリストなどのデータ構造に含まれる要素をメンバと呼んだり、分散システムのクラスタやグループを構成する個々のノードや装置をメンバと呼ぶこともある。ある集合や構造に属する要素という意味で抽象的に様々な対象を指し示す用語である。
オブジェクトのメンバ
オブジェクト指向プログラミングでは、クラスやオブジェクト(インスタンス)が持つ変数や関数などの内部要素を総称してメンバと呼ぶ。オブジェクトが保持するデータは「メンバ変数」(member variable)、クラスやオブジェクトに定義された処理手続きは「メンバ関数」(member function)と呼ばれる。プログラミング言語によっては、メンバ関数を「メソッド」(method)、メンバ変数を「フィールド」(field)や「プロパティ」(property)と呼ぶ場合もある。
