DDR5-4800 【PC5-38400】

概要

DDR5-4800(PC5-38400)とは、DDR5 SDRAM規格のメモリ製品の仕様の一つで、2400MHz(メガヘルツ)までの外部クロック(バスクロック)に対応し、最高で38.4GB/s(ギガバイト毎秒)のデータ伝送が可能なもの。

「DDR5-4800」はメモリチップの規格で、2400MHzの倍速駆動(DDRDouble Data Rate)に対応し、毎秒48億回(4800MT/s)のデータ伝送が可能なことを示している。「PC5-38400」は対応するメモリモジュールの規格で、最大データ転送速度が38.4GB/sであることを示している。

DDR5RAMコンピュータに装着するメモリモジュールおよび伝送方式の標準規格の一つで、主にパソコンサーバメインメモリとして利用される。DDR4を改良した後継規格で、同一クロックDDR4の2倍の速度でデータ転送が可能となり、低電圧化により消費電力が削減されている。DDR4とはピン配列や切り欠きの位置が異なる288ピンのコネクタを利用するため、DDR4以前の規格とは互換性がなく、DDR5用に設計されたモジュールおよびマザーボードを揃える必要がある。

(2023.5.22更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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