ネットワーク機器 【network equipment】

概要

ネットワーク機器(network equipment)とは、コンピュータネットワークデータ伝送の中継や各種の通信制御をう電子機器の総称。役割によって様々な種類がある。

ネットワーク内部で機器間の信号やデータを中継・転送する装置としては、イーサネットEthernetLANにおける「リピータハブ」(repeater hub)や「スイッチングハブ」(switching hub)あるいは「ネットワークスイッチ」(network switch)、Wi-Fi無線LAN)における「アクセスポイント」(access point)などがある。

ネットワーク境界で異なる通信方式や通信規約プロトコル)の相互変換などをう中継機器は「ゲートウェイ」(gateway)、複数のネットワークを結びつけ、目的地までの経路選択うものは「ルータ」(router)と呼ばれる。

特定の目的や役割に特化した機器もある。外部からのアクセスを複数のサーバに振り分ける「ロードバランサ」(load balancer)、端末の代理としてサーバに接続する「プロキシ」(proxy)、通信を監視し特定の通信を排除する「ファイアウォール」(firewall)、複数のセキュリティ機能を統合した「UTMアプライアンス」(Unified Threat Management)などである。

(2024.3.19更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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