基本情報技術者(科目A)過去問集 - マーケティング
令和7年1月修了試験 問50
コモディティ化の説明はどれか。
ア | 革新的な発明に基づいて,従来は市場に存在しなかった製品を開発し,市場に投入すること |
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イ | 技術革新によって,後発製品が先発製品の市場を衰退させること |
ウ | 技術の成熟などによって,他社製品との差別化が価格以外の点で困難になること |
エ | 市場での価格競争を避けるために,他社製品とは異なる機能をもった製品を開発し,販売すること |
令和6年12月修了試験 問50
サイトアクセス者の総人数に対して,最終成果である商品やサービスの購入に至る人数の割合を高める目的でショッピングサイトの画面デザインを見直すことにした。効果を計るために,見直し前後で比較すべき,効果を直接示す値はどれか。
ア | ROAS(Return On Advertising Spend) |
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イ | コンバージョン率 |
ウ | バナー広告のクリック率 |
エ | ページビュー |
令和6年12月修了試験 問57
商品別に売上高を集計したところ,表のとおりになった。これを基にABC分析を行うと,販売促進の対象となるA区分の最小の商品点数は幾つになるか。ここで,A区分は売上高合計の70%以上を含むものとする。
単位 千円
単位 千円
商品 | 売上高 |
a | 180 |
b | 140 |
c | 120 |
d | 100 |
e | 80 |
f | 70 |
g | 50 |
h | 40 |
その他 計 | 20 |
合計 | 800 |
ア | 3 |
---|---|
イ | 4 |
ウ | 5 |
エ | 6 |
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
令和6年7月修了試験 問50
プロダクトライフサイクルにおける成長期を説明したものはどれか。
ア | 売上が急激に増加する時期である。市場が活性化し,新規参入企業によって競争が激化してくる。 |
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イ | 売上と利益が徐々に減少する時期である。追加投資を控えて市場から撤退することが検討される。 |
ウ | 売上の伸びが鈍化してくる時期である。製品の品質改良などによって,シェアの維持,利益の確保が行われる。 |
エ | 先進的な消費者に対して製品を販売する時期である。製品の認知度を高める戦略が採られる。 |
令和6年公開問題 問17
マーケティング戦略におけるブルーオーシャンの説明として,適切なものはどれか。
ア | 競争が存在していない未知の市場 |
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イ | コモディティ化が進んだ既存の市場 |
ウ | 新事業のアイディアを実際のビジネスに育成するまでの期間 |
エ | 製品開発したものを市場化する過程に横たわっている障壁 |
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
令和6年1月修了試験 問50
T社では3種類の商品A,B,Cを販売している。現在のところ,それぞれの商品には毎月10,000人,20,000人,80,000人の購入者がいる。来年から商品体系を変更して,4種類の新商品P,Q,R,Sを販売する予定である。そこで,既存の顧客が新商品を購入する割合と新規の顧客数を試算した。この試算について,適切な記述はどれか。ここで,表の各行に記載されている小数第1位までの数値が,該当する旧商品から新商品に乗り換える人の割合を表す。
人数 | P | Q | R | S | |
A | 10,000 | 0.5 | 0.3 | 0.1 | 0.1 |
B | 20,000 | 0.1 | 0.6 | 0.1 | 0.1 |
C | 80,000 | 0.1 | 0.1 | 0.3 | 0.3 |
既存顧客数 | 15,000 | 23,000 | 27,000 | 27,000 | |
新規顧客数 | 5,000 | 7,000 | 13,000 | 23,000 |
ア | 商品Aの購入者のうち,1,000人が新商品Qを購入すると予想している。 |
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イ | 商品Bの購入者は,新商品P,Q,R,Sのどれかを購入すると予想している。 |
ウ | 新商品Pの購入見込者の5割は,商品Aの購入者であると予想している。 |
エ | 新商品Sの新規顧客数は,商品Cの購入者のうち新商品Sを購入する人数より少ないと予想している。 |
令和5年6月修了試験 問50
マーケティングミックスの説明はどれか。
ア | 顧客市場をある基準で細分化し,その中から最も競争優位に立てる市場を選定すること |
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イ | 市場の成長率と自社の相対的市場シェアの組合せから,各事業の位置づけを明確にし,それぞれの事業の今後の施策を検討すること |
ウ | 製品戦略,価格戦略,チャネル戦略,プロモーション戦略などを適切に組み合わせて,自社製品を効果的に販売していくこと |
エ | 導入期,成長期,成熟期,衰退期のそれぞれにおいて,市場や競合商品などとの関係を意識した,適切な施策を採っていくこと |
令和5年公開問題 問18
イノベータ理論では,消費者を新製品の購入時期によって,イノベータ,アーリーアダプタ,アーリーマジョリティ,レイトマジョリティ,ラガードの五つに分類する。アーリーアダプタの説明として,適切なものはどれか。
ア | 新しい製品及び新技術の採用には懐疑的で,周囲の大多数が採用している場面を見てから採用する層 |
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イ | 新商品,サービスなどを,リスクを恐れず最も早い段階で受容する層 |
ウ | 新商品,サービスなどを早期に受け入れ,消費者に大きな影響を与える層であり,流行に敏感で,自ら情報収集を行い判断する層 |
エ | 世の中の動きに関心が薄く,流行が一般化してからそれを採用することが多い層であり,場合によっては不採用を貫く,最も保守的な層 |
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
令和4年6月修了試験 問67
プロダクトライフサイクルにおける成熟期の特徴はどれか。
ア | 市場が商品の価値を理解し始める。商品ラインもチャネルも拡大しなければならない。この時期は売上も伸びるが,投資も必要である。 |
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イ | 需要が大きくなり,製品の差別化や市場の細分化が明確になってくる。競争者間の競争も激化し,新品種の追加やコストダウンが重要となる。 |
ウ | 需要が減ってきて,撤退する企業も出てくる。この時期の強者になれるかどうかを判断し,代替市場への進出なども考える。 |
エ | 需要は部分的で,新規需要開拓が勝負である。特定ターゲットに対する信念に満ちた説得が必要である。 |
令和4年6月修了試験 問68
施策案 a~d のうち,利益が最も高くなるマーケティングミックスはどれか。ここで,広告費と販売促進費は固定費とし,1個当たりの変動費は1,000円とする。
施策案 | 価格 | 広告費 | 販売促進費 | 売上数量 |
a | 1,600円 | 1,000千円 | 1,000千円 | 12,000個 |
b | 1,600円 | 1,000千円 | 5,000千円 | 20,000個 |
c | 2,400円 | 1,000千円 | 1,000千円 | 6,000個 |
d | 2,400円 | 5,000千円 | 1,000千円 | 8,000個 |
ア | a |
---|---|
イ | b |
ウ | c |
エ | d |
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
令和3年12月修了試験 問67
コストプラス法による価格設定方法を表すものはどれか。
ア | 価格分析によって,利益最大,リスク最小を考慮し,段階的に価格を決める。 |
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イ | 顧客に対する値引きを前提にし,当初からマージンを加えて価格を決める。 |
ウ | 市場で競争可能と推定できるレベルで価格を決める。 |
エ | 製造原価,営業費など費用総額を基準にし,希望マージンを加えて価格を決める。 |
令和3年7月修了試験 問68
プロダクトライフサイクルにおける導入期を説明したものはどれか。
ア | 売上が急激に増加する時期である。市場が活性化し,新規参入企業によって競争が激化してくる。 |
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イ | 売上と利益が徐々に減少する時期である。追加投資を控えて市場から撤退することが検討される。 |
ウ | 需要の伸びが鈍化してくる時期である。製品の品質改良などによって,シェアの維持,利益の確保が行われる。 |
エ | 先進的な消費者に対して製品を販売する時期である。製品の認知度を高める戦略が採られる。 |
令和3年7月修了試験 問69
コストプラス価格決定法を説明したものはどれか。
ア | 買い手が認める品質や価格をリサーチし,訴求力のある価格を決定する。 |
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イ | 業界の平均水準や競合企業の設定価格を参考に,競争力のある価格を決定する。 |
ウ | 製造原価又は仕入原価に一定のマージンを乗せて価格を決定する。 |
エ | 目標販売量を基に,総費用吸収後に一定の利益率が確保できる価格を決定する。 |
令和2年7月修了試験 問67
コトラーの競争戦略によると,業界でのシェアは高くないが,特定の製品・サービスに経営資源を集中することによって,収益を高め,独自の地位を獲得することを戦略目標とする企業はどれか。
ア | マーケットチャレンジャ |
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イ | マーケットニッチャ |
ウ | マーケットフォロワ |
エ | マーケットリーダ |
令和1年秋期 問66
リレーションシップマーケティングの説明はどれか。
ア | 顧客との良好な関係を維持することで個々の顧客から長期間にわたって安定した売上を獲得することを目指すマーケティング手法 |
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イ | 数時間から数日間程度の短期間の時間制限を設け,その時間内だけネット上で商品を販売するマーケティング手法 |
ウ | スマートフォンのGPS機能を利用し,現在地に近い店舗の広告を配信するマーケティング手法 |
エ | テレビ,新聞,雑誌などの複数のメディアを併用し,消費者への多角的なアプローチを目指すマーケティング手法 |
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
平成30年1月修了試験 問71
小売業におけるフランチャイズチェーンを説明したものはどれか。
ア | 卸売業者が主導し,多数の小売業者が自発的に参加して,それぞれの独立性を保ちながら共同化の利点を生かす運営を行う組織形態である。 |
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イ | 多数の小売業者が主宰して設立する共同仕入や共同在庫管理,共同商品開発などを行う運営組織形態である。 |
ウ | 地域開発事業によって計画的に形成された商業集積地域内に,集中して出店する組織形態である。 |
エ | 本部が加盟店に対し,一定の対価を徴収して商標や標識の使用権を与え,経営指導や援助をして,販売活動をさせる組織形態である。 |
平成28年秋期 問68
ア | Communication(顧客との対話) |
---|---|
イ | Convenience(顧客の利便性) |
ウ | Cost(顧客の負担) |
エ | Customer Value(顧客にとっての価値) |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
平成26年6月修了試験 問68
プロダクトライフサイクルにおける成長期の特徴はどれか。
ア | 市場が商品の価値を理解し始める。商品ラインもチャネルも拡大しなければならない。この時期は売上も伸びるが,投資も必要である。 |
---|---|
イ | 需要が大きくなり,製品の差別化や市場の細分化が明確になってくる。競争者間の競争も激化し,新品種の追加やコストダウンが重要となる。 |
ウ | 需要が減ってきて,撤退する企業も出てくる。この時期の強者になれるかどうかを判断し,代替市場への進出なども考える。 |
エ | 需要は部分的で,新規需要開拓が勝負である。特定ターゲットに対する信念に満ちた説得が必要である。 |
平成24年6月修了試験 問68
導入期,成長期,成熟期,衰退期などの各段階に応じて,製品改良,新品種の追加や製品廃棄を計画することを表すものはどれか。
ア | エクスペリエンスカーブ効果 |
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イ | ビジネスコンティニュイティ計画 |
ウ | プロダクトポートフォリオマネジメント |
エ | プロダクトライフサイクル戦略 |
平成24年1月修了試験 問68
マーケットバスケット分析を説明したものはどれか。
ア | POSシステムで収集した販売情報から,顧客が買物をした際の購入商品の組合せなどを分析する。 |
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イ | 網の目状に一定の経線と緯線で区切った地域に対して,人口,購買力など様々なデータを集計し,より細かく地域の分析を行う。 |
ウ | 一定の目的で地域を幾つかに分割し,各地域にオピニオンリーダを選んで反復調査を行い,地域の傾向や実態を把握する。 |
エ | 商品ごとの販売金額又は粗利益額を高い順に並べ,その累計比率から商品を三つのランクに分けて商品分析を行い,売れ筋商品を把握する。 |
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
平成22年6月修了試験 問68
プロダクトライフサイクルにおける成熟期を説明したものはどれか。
ア | 売上が急激に増加する時期である。市場が活性化し新規参入企業によって競争が激化してくる。 |
---|---|
イ | 売上と利益が徐々に減少する時期である。追加投資を控えて市場から撤退することが検討される。 |
ウ | 需要の伸びが鈍化してくる時期である。製品の品質改良などによって,シェアの維持,利益の確保が行われる。 |
エ | 先進的な消費者に対し製品を販売する時期である。製品の認知度を高める戦略が採られる。 |
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
平成22年1月修了試験 問66
商品のブランド戦略の一つであるラインエクステンションを説明したものはどれか。
ア | 売上の伸びが鈍くなってきたときなどに,デザインや容量を変更した商品を導入し,ブランド力を高める戦略 |
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イ | 関連分野において知名度の高い他社ブランドと提携し,自社商品のブランド力を高める戦略 |
ウ | 実績のある商品と同じカテゴリにシリーズ商品を導入し,同一ブランド名での品ぞろえを豊富にする戦略 |
エ | 消費者の間に浸透し,市場での地位を確立しているブランド名で,現行商品とは異なるカテゴリに参入する戦略 |
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング