400エラー 【HTTP 400 Bad Request】

概要

400エラー(HTTP 400 Bad Request)とは、Webサーバで起きるエラーの種類の一つで、クライアントの要求に何らかの誤りや問題があり処理を完了できなかったことを示すもの。

WebサーバWebブラウザなどのクライアントの間ではHTTPHypertext Transfer Protocol)という通信規約プロトコル)でデータ伝送をっている。クライアントからの要求(リクエスト)に対してサーバは応答(レスポンス)を返すが、その際に現在の状態を示すHTTPステータスコードを通知する。

ステータスコードの400番台は要求に応じられなかったエラーを表しており、400番のエラーメッセージは “Bad Request” (誤った要求)である。クライアントが送信したリクエストの形式などに誤りがあり処理に失敗したことを表す。

例えば、URLパスディレクトリ名やファイル名)、クエリ文字列URLの?以降の部分)などに仕様外の書式や文字種が含まれ正しく解釈できなかったり、Webブラウザに保存されたCookieキャッシュファイルが破損している場合などにこのエラーが発生する。

(2022.1.14更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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