201 Created 【HTTP 201】

概要

201 Created(HTTP 201)とは、WebサーバからWebブラウザなどのクライアントへ送られるHTTPステータスコードの一つで、指定のリソースの作成が成功したことを示すもの。

WebサーバとWebブラウザなどのクライアントの間ではHTTPHypertext Transfer Protocol)という通信規約(プロトコル)でデータ伝送を行っている。クライアントからの要求(リクエスト)に対してサーバは応答(レスポンス)を返すが、その際に現在の状態を示すHTTPステータスコードを通知する。

ステータスコードの200番台は「成功」(Success)関連の用途に割り当てられており、201番は「Created」、すなわち、資源の作成が成功したことを示す。記事の投稿、ファイルのアップロード、データベースへのレコードの挿入、アカウント作成など、クライアントがPOSTメソッドPUTメソッドで資源の作成を要求してきた場合に用いられる。

POSTメソッドの場合はHTTPレスポンスLocationヘッダに資源のURLを書き入れてクライアントに通知する。レスポンスボディに作成した資源の内容を搭載して送り返すことが多いが、作成する資源の種類にもよるため必須ではない。

(2024.8.22更新)

HTTPステータスコード一覧

*1 302はHTTP/1.0では「Moved Temporarily」だった。
*2 413はHTTP/1.1では「Request Entity Too Long」、RFC 7231では「Payload Too Long」だった。
*3 414はHTTP/1.1では「Request-URI Too Long」だった。
*4 416はHTTP/1.1では「Requested Range Not Satisfiable」だった。
*5 418は1998年エイプリルフールのジョークRFC 2324で「I'm a teapot」として定義されていた。