アクチュエータ 【actuator】

概要

アクチュエータ(actuator)とは、機械部品の一種で、外部から入力されるエネルギーおよび制御信号によって何らかの物理的な動きを発生させるもの。機械の可動部分に組み込まれて利用される。

電気や空気圧、油圧などのエネルギーを動力に変換し、伸縮や旋回などの運動を行うことができる。パワーショベルのアームや船舶の舵のような大型で強大な力を生み出す装置から、人型ロボットの指の関節のように小さく繊細な制御が求められる装置まで、用途に応じて様々な種類がある。

機械の種類や操作方法の違いにより、レバーなどで人間が直に操作する仕組みのアクチュエータと、操作システム側から電気信号を受け取って指示通りに装置を動かす制御装置が取り付けられているアクチュエータがある。センサーや制御プログラム、AIシステムなどと組み合わせて、ある程度自律的、自動的に動作する仕組みを持つものもある。

(2025.8.4更新)

IoTの用語一覧

試験出題履歴

ITパスポート試験 : 令4 問97 令3 問72 令2秋 問99
基本情報技術者試験 : 令3修6 問21 令2修12 問21 令1修7 問22 平30春 問21 平29秋 問22