基本情報技術者(科目A)過去問集 - 実装・構築

令和7年6月修了試験 問37
プログラムの流れ図で示される部分に関するテストデータを,判定条件網羅decision coverage)によって設定した。このテストデータを複数条件網羅(multiple condition coverage)による設定に変更するとき,加えるべきテストデータのうち,適切なものはどれか。ここで,()で囲んだ部分は,一組みのテストデータを表すものとする。


判定条件網羅によるテストデータ
 (A=4,B=1),(A=5,B=0)
(A=3,B=0),(A=7,B=2)
(A=3,B=2),(A=8,B=0)
(A=4,B=0),(A=8,B=0)
(A=7,B=0),(A=8,B=2)
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔令3修1問48〕〔令1修7問48〕〔平30春問49〕〔平25修12問50〕〔平23修7問51
令和6年12月修了試験 問37
ブラックボックステストにおけるテストケースの設計方法として,適切なものはどれか。
プログラム仕様書の作成又はコーディングが終了した段階で,仕様書やソースリストを参照して,テストケースを設計する。
プログラムの機能仕様やインタフェースの仕様に基づいて,テストケースを設計する。
プログラムの処理手順や内部構造に基づいて,テストケースを設計する。
プログラムの全ての条件判定で,真と偽をそれぞれ1回以上実行させることを基準に,テストケースを設計する。
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
令和6年7月修了試験 問37
ソフトウェアのテストツールの説明のうち,静的テストを支援する静的解析ツールのものはどれか。
指定された条件のテストデータや,プログラムの入力ファイルを自動的に生成する。
テストの実行結果を基に,命令の網羅率や分岐の網羅率を自動的に計測し,分析する。
プログラム中に文法上の誤りや論理的な誤りなどがあるかどうかを,ソースコードを分析して調べる。
モジュールの呼出し回数や実行時間,実行文の実行回数などの,プログラム実行時の動作特性に関するデータを計測する。
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔令4修6問46〕〔令2修7問47〕〔平31春問48
令和6年6月修了試験 問41
テスト工程での品質状況を評価するためには,テスト項目消化件数と累積バグ件数との関係を分析する必要がある。一定の品質が達成されつつあることを表しているグラフはどれか。
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔平30修12問54〕〔平29春問53〕〔平26修7問54
令和5年1月修了試験 問47
バグ埋込み法によってソフトウェア内に残存するバグを推定する。テストによって現在までに発見されたバグは48個であり,総埋込みバグ22個のうち,テストによって発見されたものは16個であった。あと幾つのバグが潜在していると推定されるか。ここで,埋込みバグの発見数とソフトウェアのバグの発見数は比例するものとする。
6
10
18
22
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔平23修1問48
令和5年1月修了試験 問48
図に示すテスト工程品質管理図の解釈と今後の対応のうち,適切なものはどれか。

作り込み品質が悪いと判断できるので,誤り多発箇所の重点対策が必要である。前工程の品質状況を見直し,必要であれば前工程をやり直す。
テスト項目の消化が遅く,今のうちにテスト環境の不備や開発要員の不足について,対策を検討しておくべきである。品質については,予測した以上に誤りを検出しており,問題はない。
テスト項目の消化が速く,予測した以上に誤りの検出が進んでいる。テストの前半でもあるので,このままテストを継続して様子を見るのがよい。
テスト項目の消化度合いに比べて誤りの検出が進んでおり,テストが効率的に進行中である。現時点で注意することはないが,未解決な誤りを長期間抱え込まないように,誤りへの対処の進捗管理が必要である。
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔平24修6問52〕〔平22修1問50
令和4年6月修了試験 問47
プログラム中の図の部分を判定条件網羅分岐網羅)でテストするときのテストケースとして,適切なものはどれか。

AB
AB
AB
AB
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔令2修12問47〕〔平29修7問48〕〔平27秋問47〕〔平26修7問48〕〔平24修12問48
令和4年6月修了試験 問48
エラー埋込み法による残存エラーの予測において,テストが十分に進んでいると仮定する。当初の埋込みエラーは48個である。テスト期間中に発見されたエラーの内訳は,埋込みエラーが36個,真のエラーが42個である。このとき,残存する真のエラーは何個と推定されるか。
6
14
54
56
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
令和4年1月修了試験 問47
流れ図において,分岐網羅を満たし,かつ,条件網羅を満たすテストデータの組みはどれか。


テストデータ
xy
22
12
12
00
12
11
01
12
01
02
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
令和3年6月修了試験 問46
ホワイトボックステストの説明として,適切なものはどれか。
外部仕様に基づいてテストデータを作成する。
同値分割の技法を使用してテストデータを作成する。
内部構造に基づいてテストデータを作成する。
入力と出力の関係からテストデータを作成する。
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔平23春問49
令和3年6月修了試験 問48
単一の入り口をもち,入力項目を用いた複数の判断を含むプログラムテストケースを設計する。命令網羅判定条件網羅の関係のうち,適切なものはどれか。
判定条件網羅を満足しても,命令網羅を満足しない場合がある。
判定条件網羅を満足するならば,命令網羅も満足する。
命令網羅を満足しなくても,判定条件網羅を満足する場合がある。
命令網羅を満足するならば,判定条件網羅も満足する。
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔令1秋問49
令和2年6月修了試験 問46
ブラックボックステストに関する記述として,最も適切なものはどれか。
テストデータの作成基準として,プログラムの命令や分岐に対する網羅率を使用する。
被テストプログラムに冗長なコードがあっても検出できない。
プログラムの内部構造に着目し,必要な部分が実行されたかどうかを検証する。
分岐命令モジュールの数が増えると,テストデータが急増する。
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔平31春問47〕〔平29秋問49〕〔平26秋問48〕〔平24秋問48〕〔平22修6問51
令和2年6月修了試験 問47
図は,テスト項目消化件数Xにおいて,目標値として設定したバグ累積件数に到達したことを示す。この図の状況の説明として,適切なものはどれか。

テスト工程が順調に終了したことを示す。
テスト前段階での机上チェックやシミュレーションが十分にされていることを示す。
まだ多くのバグが内在している可能性があることを示す。
目標のバグ累積件数が達成されたので,出荷後にバグが発生する確率が低いことを示す。
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔平31修1問48〕〔平29修6問49〕〔平27春問49
令和1年秋期 問47
エラー埋込法において,埋め込まれたエラー数をS,埋め込まれたエラーのうち発見されたエラー数をm,埋め込まれたエラーを含まないテスト開始前の潜在エラ一数をT,発見された総エラー数をnとしたとき,S,T,m,nの関係を表す式はどれか。
mS=n-mT
mS=Tn-m
mS=nT
mS=Tn
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
平成30年春期 問48
ブラックボックステストのテストデータの作成方法のうち,最も適切なものはどれか。
稼働中のシステムから実データを無作為に抽出し,テストデータを作成する。
機能仕様から同値クラスや限界値を識別し,テストデータを作成する。
業務で発生するデータの発生頻度を分析し,テストデータを作成する。
プログラムの流れ図を基に,分岐条件に基づいたテストデータを作成する。
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
平成29年春期 問49
流れ図において,判定条件網羅分岐網羅)を満たす最少のテストケース数は幾つか。

1
2
3
4
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
平成29年1月修了試験 問49
プログラム実行中の特定の時点で成立する変数間の関係や条件を記述した論理式を埋め込んで,そのプログラムの正当性を検証する手法はどれか。
アサーションチェック
コード追跡
スナップショットダンプ
テストカバレッジ分析
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔平25秋問49
平成28年秋期 問48
整数1~1,000を有効とする入力値が,1~100の場合は処理Aを,101~1,000の場合は処理Bを実行する入力処理モジュールを,同値分割法境界値分析によってテストする。次の条件でテストするとき,テストデータの最小個数は幾つか。

〔条件〕
① 有効同値クラスの1クラスにつき,一つの値をテストデータとする。ただし,テストする値は境界値でないものとする。
② 有効同値クラス,無効同値クラスの全ての境界値をテストデータとする。
5
6
7
8
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
平成28年7月修了試験 問50
ホワイトボックステストの説明として,適切なものはどれか。
下位のモジュールから上位のモジュールへと,順次結合してテストする。
上位のモジュールから下位のモジュールへと,順次結合してテストする。
モジュールの内部構造に注目して,テストする。
モジュールの内部構造を考慮することなく,仕様書どおりに機能するかどうかをテストする。
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔平26修12問48〕〔平25修7問50〕〔平23修1問49
平成28年春期 問49
流れ図で表される部分を命令網羅によってテストするとき,テストケースは少なくとも幾つ用意する必要があるか。
2
3
4
5
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
平成28年1月修了試験 問54
テスト工程での品質状況を判断するための管理項目として,テスト項目消化件数と累積バグ件数との関係がある。品質が安定しつつあることを表しているグラフはどれか。
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔平25修1問56〕〔平23修1問56〕〔平21修6問53
平成27年春期 問50
図の構造をもつプログラムに対して,ホワイトボックステストテストケースを設計するとき,少なくとも実施しなければならないテストケース数が最大になるテスト技法はどれか。

条件網羅
判定条件網羅
複数条件網羅
命令網羅
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
平成27年1月修了試験 問48
モジュールの内部構造を考慮することなく,仕様書どおりに機能するかどうかをテストする手法はどれか。
トップダウンテスト
ブラックボックステスト
ボトムアップテスト
ホワイトボックステスト
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔平23秋問47
平成26年6月修了試験 問48
次の流れ図において,判定条件網羅分岐網羅)を満たす最少のテストケースはどれか。

(1)A=0,B=0 (2)A=1,B=1
(1)A=1,B=0 (2)A=1,B=1
(1)A=0,B=0 (2)A=1,B=1 (3)A=1,B=0
(1)A=0,B=0 (2)A=0,B=1 (3)A=1,B=0
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔平24修7問52〕〔平21修7問48
平成22年12月修了試験 問50
ソフトウェアのテスト工程において,バグ管理図を用いて,テストの進捗状況とソフトウェアの品質を判断したい。このときの考え方のうち,最も適切なものはどれか。
テスト工程の前半で予想以上にバグが検出され,スケジュールが遅れたので,スケジュールの見直しを行い,数日遅れでテスト終了の判断をした。
テスト項目がスケジュールどおりに消化されていれば,バグ摘出の累積件数が増加しなくても,ソフトウェアの品質は高いと判断できる。
テスト項目消化の累積件数,バグ摘出の累積件数及び未解決バグの件数の推移がすべて横ばいになった場合は,解決困難なバグに直面しているかどうかを確認する必要がある。
バグ摘出の累積件数の推移とテスト項目の未消化件数の推移から,テスト終了の時期をほぼ正確に予測できる。
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔平21春問48
平成21年7月修了試験 問47
プログラムの誤りの一つに,繰返し処理の判定条件として A≧a とすべきところ A>a とコーディングすることがある。このような誤りを見つけ出すために有効なテストケース設計技法はどれか。ここで,Aは変数,aは定数とする。
限界値分析
条件網羅
同値分割
分岐網羅
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
平成21年6月修了試験 問47
プログラムのテストに関する記述のうち,適切なものはどれか。
内部構造のテストにはブラックボックステストを用い,外部仕様のテストにはホワイトボックステストを用いる。
プログラムに残っているエラーの個数は,既に見つかったエラーの個数とは無関係である。
プログラム完全性を証明することがテストの目的であり,エラーはすべて検出できるという仮説の下にテスト計画を立てるべきである。
プログラムのテストでは,正常なケースで正しく動作するかどうかだけではなく,誤った入力があった場合にも意図した動作をするかどうかを調べる必要がある。
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
平成21年6月修了試験 問48
ホワイトボックステスト法によってプログラムをテストする。テストの網羅性の低いものから順に並べたものはどれか。

条件A プログラム中のすべての経路が,少なくとも一回は実行される。
条件B プログラム中のすべての実行文が,少なくとも一回は実行される。
条件C プログラム中のすべての分岐点におけるそれぞれの分岐方向が,少なくとも一回は実行される。
A,B,C
A,C,B
B,A,C
B,C,A
答え
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