intra-mart 【イントラマート】

概要

intra-mart(イントラマート)とは、NTTデータ イントラマートが開発・販売している、Webアプリケーションプラットフォーム製品。関連ソフトウェア製品群の共通ブランドでもある。

中核となるのはJava EEをベースとしたWebアプリケーション環境を提供する「intra-mart Accel Platform」(イントラマートアクセルプラットフォーム)で、オープンソースのWebアプリケーションサーバ「Resin」、Webアプリケーションフレームワークの「Seasar2」、DIコンテナSpring Framework」などを組み合わせ、その上で独自開発のコンポーネント(ソフトウェア部品)群やビジネスオペレーション層が実装されている。

コンポーネントとしては業務アプリケーションに必要となるユーザーインターフェースやデータアクセス、セキュリティ、帳票作成・印刷、レポート生成、モバイル端末対応などの各種の機能が提供されており、必要なものを選んで組み合わせることができる。

ビジネスオペレーション層では業務手順に沿ったシステムを構築・運用するためのワークフロー/BPMBusiness Process Management)機能が提供され、業務プロセスの可視化や継続的な改善、システムやアプリケーションをまたいだ共通のシステム基盤の構築などに柔軟に対応することができる。

Accel Platform上では様々な種類のアプリケーションを実装・実行することができ、intra-martブランドで提供される「intra-martアプリケーションシリーズ」として電子メールや経費精算、グループウェア、文書管理などのアプリケーションが用意されているほか、同社のERPパッケージ「Biz∫」(ビズインテグラル)や、個別に開発されたソフトウェアを利用することもできる。

(2019.2.19更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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