.doファイル

概要

.doファイルとは、Apache Strutsを用いて開発されたWebアプリケーションWebサーバに展開するファイル。実際にWebブラウザへ送信するファイル形式プログラムの処理結果によって異なるが、通常はWebページ(HTMLファイル)であることが多い。

StrutsWebアプリケーションフレームワークの一つで、Webブラウザからの要求に応じてサーバ上で動的プログラム実行し、処理結果をブラウザに送信するアプリケーションを迅速に開発することができる。

Strutsは内部的にはJavaプログラムで構成されており、.doファイルへアクセスがあるとActionServletクラスオブジェクトを生成して実行する。ファイル名パラメータなどから必要な処理を判断し、入力フォームの内容を受信して保存したり、開発者が用意したJSPファイルから一つを選んで起動する。

JSPJavaServer Pages)はHTMLファイル中にJavaプログラムによる動的な処理を混在させたファイルで、サーバ側でJava部分を実行し、結果をHTMLに埋め込んだ状態でクライアントに送信する。大抵の場合、ブラウザが受け取る.doファイルの中身はHTMLファイルだが、JSP側の処理次第では画像やPDF文書など他の種類のファイルが送信される場合もある。

(2022.4.19更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる