.doファイル
概要
.doファイルとは、Apache Strutsを用いて開発されたWebアプリケーションがWebサーバに展開するファイル。実際にWebブラウザへ送信するファイル形式はプログラムの処理結果によって異なるが、通常はWebページ(HTMLファイル)であることが多い。StrutsはWebアプリケーションフレームワークの一つで、Webブラウザからの要求に応じてサーバ上で動的にプログラムを実行し、処理結果をブラウザに送信するアプリケーションを迅速に開発することができる。
Strutsは内部的にはJavaプログラムで構成されており、.doファイルへアクセスがあるとActionServletクラスのオブジェクトを生成して実行する。ファイル名やパラメータなどから必要な処理を判断し、入力フォームの内容を受信して保存したり、開発者が用意したJSPファイルから一つを選んで起動する。
JSP(JavaServer Pages)はHTMLファイル中にJavaプログラムによる動的な処理を混在させたファイルで、サーバ側でJava部分を実行し、結果をHTMLに埋め込んだ状態でクライアントに送信する。大抵の場合、ブラウザが受け取る.doファイルの中身はHTMLファイルだが、JSP側の処理次第では画像やPDF文書など他の種類のファイルが送信される場合もある。
(2022.4.19更新)