IoTデバイス 【IoT device】

概要

IoTデバイス(IoT device)とは、モノのインターネット(IoTInternet of Things)においてネットワークに接続される個々の装置や機器。

IoTとは、コンピュータなどの情報通信機器だけでなく世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、相互に接続したりデータを送受信することで自動認識や自動制御、遠隔計測などをインターネットの新しい活用方法である。

パソコンスマートフォンなど従来からインターネットに接続して利用されてきた機器以外に新たにインターネット接続が提供されるようになる装置や機器が該当する。具体的には、監視カメラや各種のセンサー装置、空調などの電化製品、照明や電子錠などの電気器具、工作機械などの産業機器、自動車などの輸送機械、スマートウォッチなどのウェアラブル機器などが挙げられる。

これらの機器がそれぞれ単体でインターネットを通じてクラウドサービスなどと連携することもあるが、設置場所やその近郊にデータの集約や処理、異なる通信方式の相互変換、装置の監視や遠隔制御、外部からの攻撃の遮断などをう中継システムを置き、これを介してインターネットとやり取りする方式が主流になると見られている。このような中継システムを「IoTゲートウェイ」(IoT gateway)という。

(2021.11.29更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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