読み方 : きょうゆうフォルダ
共有フォルダ【shared folder】共有ディレクトリ/shared directory
共有フォルダとは?

通常、コンピュータ上のフォルダはそのコンピュータを使用している利用者だけがアクセスできる。しかし、共有フォルダは構内ネットワーク(LAN)やインターネットを介して、別のコンピュータからも参照・操作することができる。企業のオフィスや学校などで、複数の人が同じ資料を使う場合などによく用いられる。
共有フォルダを利用するには、フォルダを「共有」として設定し、アクセスを許可するユーザーアカウントやグループを指定する。アクセス権は細かく設定でき、ファイルを読み取るだけの権限や、書き込み、削除まで行える権限を使い分ける。これにより、重要なファイルが意図せず変更・削除されるリスクを低減できる。
技術的には、Windowsであれば「SMB」(Server Message Block)というプロトコルが使われることが多く、macOSやLinuxからもアクセスすることができる。UNIX系OSでは「NFS」(Network File System)が標準的である。職場などでは「ファイルサーバ」や「NAS」(Network Attached Storage)などの専用の機材に共有フォルダを設置し、組織内のメンバーが一元的にアクセスできるようにすることもある。
近年では、「Dropbox」「Box」「Google Drive」「Microsoft OneDrive」などのクラウドストレージサービスも普及しており、インターネット経由でフォルダを共有する手段として広く使われている。ネットワーク内に専用のサーバを設置する従来の方法と比べ、導入が手軽で場所を問わずアクセスできるため、リモートワーク環境での利用に特に適している。