POJO 【Plain Old Java Object】

概要

POJO(Plain Old Java Object)とは、Javaで記述されるオブジェクトのうち、特定のフレームワークやオブジェクトモデル、規約などに縛られず、また、これらに依存しないシンプルな仕様のもの。「昔からある単なるJavaオブジェクト」の意。

特定のフレームワーク等を前提に、その仕様に縛られるオブジェクトの開発手法が広まる中、何でもない普通のJavaオブジェクトを意味する用語がないことが問題視され、2000年にマーティン・ファウラー(Martin Fowler)氏らが提唱した。

厳密な定義があるわけではなく、当初は(バージョン2までの)EJBEnterprise JavaBeans)の複雑な仕様に対応したオブジェクトとの対比で用いられた。

(2020.1.18更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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