POSTメソッド 【POST method】 HTTP POST / POSTリクエスト / POST request
概要
POSTメソッド(POST method)とは、HTTP通信でクライアント(Webブラウザなど)からWebサーバへ送るリクエストの種類の一つで、URLで指定したプログラムなどに対してクライアントからデータを送信するためのもの。GETやHEADなどのリクエストでは送信されるのはヘッダのみだが、POSTメソッドの場合にはサーバからの応答(レスポンス)と同じようにボディ部があり、ここに送信したいデータを記述する。大きなデータやファイルをサーバに送るのに使われる。
WebページにはHTMLのformタグやinputタグなどを組み合わせて入力フォームを設置でき、送信ボタンを押すと指定されたURLへHTTPリクエストが行われる。このリクエストの中に入力された情報が埋め込まれる。
その際、formタグで送信方式としてGETメソッドを選択すると入力内容はURLのリクエストパラメータ(?以降の文字列)として付加され、POSTメソッドを選択するとリクエストのボディ部にデータが埋め込まれる。GETの場合はURLの一部として送信するためあまり長いデータは送信できないが、POSTであれば大容量の添付ファイルなども送信することができる。
(2019.3.27更新)