読み方 : ダブルがた
double型倍精度浮動小数点数型
概要

小数点数以下の桁数が可変であるような実数値を表現することができる浮動小数点数型の一つで、一つの数値を64ビットの長さのデータとして表す。C言語やその影響を受けた言語では “double” (ダブル)という型名が用いられることが多い。
表現形式は言語仕様などにより異なるが、標準規格として普及しているIEEE 754のbinary64形式の場合、先頭から1ビットの符号部(正負を表す)、11ビットの指数部(小数点の位置を示す)、52ビットの仮数部(桁の並びを表す)の順に格納する。仮数の先頭の「1」は正規化により省略されるため、実質的には53ビットで仮数を表す。
この形式で表すことができる値は十進数で概ね -1.79769×10308~1.79769×10308 の範囲で、精度は15桁である。
(2019.6.4更新)