読み方 : シーユージー

CUG【Closed Users Group】

概要

CUGとは特定のグループのメンバーだけが通話やデータ通信を行えるよう閉じた利用者集合を構成するサービスの総称。特に、企業などが離れた複数拠点を広域回線で相互に接続した閉域ネットワークを指すことが多い。
CUGのイメージ画像

データ通信サービスにおけるCUGは、通信事業者の回線網を通じて特定の加入者グループ同士を相互接続するもので、VPNとほぼ同義に用いられる。ただし、各拠点間を直接相互接続するメッシュ型の構成を指すことが多く、中心拠点と各拠点をスター型に結ぶタイプのVPN(センター型、センターエンド型)とは区別される。

音声通話サービスでは、企業の本社と支店の間、あるいは拠点と従業員の携帯電話の間を公衆回線網で結びながら、内線電話のように扱えるサービスをCUGサービスと呼ぶ。内線番号での発着信が可能になるほか、通話コストを抑えられるため、広域に拠点を持つ企業で利用されてきた。

もともと「CUG」という呼称は、パソコン通信の時代に特定の登録者だけがアクセスできる電子会議室などに使われていた用語である。現在でも、グループウェアクラウドサービスにおいてグループ内だけで閲覧・共有できる領域をCUGと呼ぶ例があり、組織単位でのアクセス権管理と連動してアクセスを制御する仕組みとして実装される場合がある。

(2026.6.18更新)
 

他の辞典等による「CUG」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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