読み方 : ジーメール

Gmail

Gmailとは?

米グーグル(Google)社が提供する無料のWebメールサービス。メールデータが同社のサーバで管理されるクラウド型のシステムで、Webブラウザやスマートフォンアプリから同じようにアクセスできる。2004年に公開され、現在は世界で20億人以上が利用している。
Gmailのイメージ画像

メールの分類には「ラベル」と「フィルタ」が用意されている。ラベルは一通のメールに複数付けられる目印で、一つの分類にしか入れられない従来のフォルダより柔軟な整理が可能である。関連する返信はスレッドとしてまとめて表示され、やり取りの流れを時系列で把握できる。フィルタを設定すれば、不要なメールの自動削除など、条件に合うメールへの処理を自動化できる。

同社の検索技術を活かした全文検索機能も搭載されており、送信者や日付、添付ファイルの有無などを条件に指定して目的のメールを素早く探し出せる。削除せずに受信トレイから外す「アーカイブ」機能と組み合わせることで、メールを蓄積しつつ必要なときに取り出すことができる。

迷惑メール対策には機械学習を用いた自動振り分けが組み込まれており、不審なメール受信トレイに届く前に除外する。添付ファイルウイルス検査も行われ、危険と判断されたファイルは送受信が制限される。他の利用者に届いたのと同じ不審なメールを警告する表示もあり、プライバシーを保護しつつ多数の利用者から得た情報を活用している。二段階認証ログイン履歴の確認など、アカウント保護の仕組みも整っている。

保存容量はGoogleアカウントに付与される15GB(無料プランの場合)で、GoogleドライブやGoogleフォトと共有して使う。一般的なメール利用では不足しにくく、容量が足りない場合は有料プランで上限を拡張できる。IMAP4SMTPなど標準の通信規約プロトコル)にも対応(POP3は2026年4月で廃止)しており、パソコン用のメールソフトからの利用も可能である。

他のGoogleサービスとの連携機能も備える。メール本文の日程をGoogleカレンダーへ追加したり、添付ファイルGoogleドライブへ直接保存したりできる。法人向けには「Google Workspace」の一部として独自ドメインメールアドレスを運用する形態もあり、管理者によるアカウント管理やセキュリティ設定が提供されている。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。