Gmail
インターネットに接続されていれば誰でも登録でき、受信したメールの保管容量(メールボックス)15GBまで無料で使用できるフリーメールサービスである。数段階の月額課金により容量を拡張することもできる。
Webブラウザで同社サイトにアクセスしてメールの作成、閲覧、送受信を行うWebメールとして利用できるほか、パソコン上の一般的なメールソフトからSMTPやPOP3、IMAP4でアクセスしたり、専用のスマートフォンアプリで使用することもできる。
Webメールはメールソフトに劣らない豊富な機能を備え、アドレス帳(連絡先リスト)、全文検索、スレッド表示、アドレスの自動補完(オートコンプリート)、英単語のスペルチェック、ラベルによる分類、不要なメールのゴミ箱による一時保管、署名(シグネチャ)の付加、ファイルのプレビューなどが利用できる。
また、複数のサブアドレス(エイリアス)を取得してメインアドレスと同じように使用したり、外部の任意のアドレスに受信メールを自動的に転送したり、迷惑メールを自動でフィルタリングしたり、利用者が条件を設定して受信メールを自動的に振り分けたりする機能も提供されている。
Gmailを利用するために登録するユーザーアカウントは同社のオンラインサービスやソフトウェアを利用するための共通アカウント「Googleアカウント」となっており、その識別名としてGmailアドレスが用いられる。一度Gmailに登録すれば同社が無料で一般向けに提供しているすべてのサービスに登録利用者としてログインすることができるようになる。
(2019.1.10更新)