星印 【star mark】 星記号 / スター記号

概要

星印(star mark)とは、星を意味する多角形の記号。コンピュータ上では記号文字の一種として「☆」「★」などが用意されている。欧米ではアスタリスク「*」を5本線で記すことがあり、星印のように用いることがある。

交互に現れる凹角と凸角で同じ長さの辺を結んだ回転対称の多角形で、外側に突き出た凸部の数によって三芒星「🟂」、四芒星「✦」、五芒星「★」、六芒星「✶」、八芒星「✴」などの種類がある。一般に星印という場合は五芒星を指すことが多い。

夜空の星の輝きを模した記号とされ、実際の星そのものを表す用法のほか、勝利や得点など星に例えられる(望ましい)何かを象徴したり、三つ星、五つ星のように対象の評価を星の数で表す場合がある。日本では作品名や芸名などの固有名詞で、空白や中黒(・)の代用として単語の区切りに用いる例も見られる。

コンピュータ上の文字としては、日本語文字コードに由来する「☆」「★」などが存在し、国際的な文字コード規格Unicodeにも収録されている。Unicodeではこれ以外にも様々なバリエーションの星印の記号文字を収録している。

欧米の文字コード標準のASCIIには星印そのものは存在しないが、アスタリスク記号「*」を星を表す記号として用いることがある。日本語環境ではアスタリスクは中心から6本の線(交わる3本線)で表すのが一般的だが、欧米のフォントでは5本線で表すことも多く、その場合は五芒星によく似た形状となる。

(2024.3.21更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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