サイト【site】

概要

サイトとは場所、現場、所在地などを意味する英単語。IT分野では、データコンピュータがまとまって置かれたネットワーク上または物理的な場所・拠点を指す。特に、Webサイトのことを単に「サイト」と呼ぶことが多い。
サイトのイメージ画像

IT分野で最も広く使われるのは「Webサイト」の意味である。Webサーバ上に構築された、一連のWebページや関連する画像、スタイルシートスクリプトなどをひとまとまりの情報集合として捉えたもので、「企業サイト」「ECサイト」「ニュースサイト」のように呼ばれる。単に「サイト」といえばWebサイトを意味することが多い。

Webサイトに限らず、データファイルが置かれたサーバやその内部の領域をサイトと呼ぶことがある。例えば、FTPファイルを転送のための領域を「FTPサイト」、ソフトウェアや文書を公開しているサーバを「ダウンロードサイト」などと呼ぶことがある。単一のコンピュータを指すこともあれば、特定のディレクトリ階層や複数のサーバにまたがるシステム全体をひとつのまとまりとして扱う場合もある。

企業内ネットワークの管理では、同一の管理ポリシーが適用されるコンピュータのグループや、Active Directoryなどのディレクトリサービスにおける管理単位をサイトと呼ぶことがある。本社、支社、データセンターなど拠点ごとに区別して「本社サイト」「支社サイト」のように呼ぶ場合もある。

物理的な施設や拠点を指す語としても用いられる。企業が複数の工場や研究所、データセンター、営業所を保有している場合、それぞれの拠点をサイトと呼ぶことがある。災害対策(DR)や事業継続計画BCP)の分野では、主拠点に対して遠隔地に設置した代替運用拠点を「バックアップサイト」「ディザスタリカバリサイト」(DRサイト)と呼ぶ。

(2026.6.5更新)
 

他の辞典等による「サイト」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。