Content-Length

概要

Content-Lengthとは、HTTPヘッダフィールド(項目)の一つで、本体(ボディ)として送信するデータの長さを相手方に伝達するためのもの。バイト数(オクテット数)を10進数で記載する。

HTTPWebサーバWebクライアントWebブラウザなど)の間でデータの伝送をなう通信規約プロトコル)の一つで、通信の制御情報を前半部のHTTPヘッダに記述し、後半のHTTPボディが伝送内容の本体を表す。ヘッダは改行区切りのテキスト(文字)形式で「項目名: 値(改行)」という記法で設定を列挙する。

Content-Lengthはヘッダで最も一般的に用いられる項目の一つで、ボディ部に積載したデータの長さを指定する。主にサーバクライアントに送信するHTTPレスポンスで、運搬するファイルなどの長さを伝えるために用いる。

HTTPリクエストの場合、GETメソッドなどではボディ部が存在しないため、Content-Lengthヘッダ自体を省略するか、に「0」を指定する。POSTメソッドクライアントからフォームの内容を送信したりファイルアップロードする場合には、レスポンスの場合と同じようにボディ部の長さをバイト単位で記載する。

(2022.12.22更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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