au 4G LTE

概要

au 4G LTEとは、au(KDDI/沖縄セルラー)のLTE方式による第4世代(4G)携帯電話・移動体データ通信サービス。2012年9月開始。

LTEFDD-LTE)方式を用いて標準で下り基地局端末)250Mbpsメガビット毎秒)以上、上り端末基地局)75Mbpsの高速なデータ通信が可能。4G通信エリア外ではau3G通信サービス(CDMA 1X WIN等)により低速ながら通信・通話をうことができる。

2014年には他社に先駆けて複数の周波数帯域を束ねる「キャリアアグリゲーション」(CACarrier Aggregation)に対応し、複数の周波数帯域を用いて理論上は下り最高1.2Gbpsギガビット毎秒)以上での通信が可能となった。

auが免許を持つ800MHz帯プラチナバンド)、1.5GHz帯、2.1GHz帯のLTE回線を束ねられるほか、他社と異なりKDDIグループのUQ WiMAXの提供するWiMAX 2+サービス回線も束ねることができる。

LTE方式はau 4G LTEのほか、NTTドコモが「Xi」(クロッシィ)、ソフトバンクが「Softbank 4G LTE」のサービス名で展開しており、国内の4G通信サービスとして最も広く普及している。

(2019.9.4更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる