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2000年にKDDIが発足し、旧DDIセルラーと旧IDO(日本移動通信)の統合ブランドとして導入された。後に旧ツーカーも合流した。NTTドコモ、ソフトバンク(旧J-PHONE、旧ボーダフォン)と共に日本の移動体通信業界における三大グループ(三大キャリア)の一角をなし、加入者数では長年、NTTドコモに次ぐ二番手の地位を維持している。
2G(第2世代)デジタル携帯電話ではNTTドコモと同じPDC方式だったが、後に独自の「cdmaOne」方式へ移行し、3G(第3世代)ではNTTドコモやソフトバンクとは異なる「CDMA2000」方式を用いた「CDMA 1X」「CDMA 1X WIN」サービス(現在はau 3G)を提供していた。第4世代では再び他グループと同じLTE方式を導入し、「au 4G LTE」サービスを提供している。
移動体通信サービスだけでなく、光ファイバー回線による家庭向けインターネット接続サービス「auひかり」、電力小売事業「auでんき」、電子決済サービス「au PAY」なども展開しており、「au」はKDDIグループの一般消費者向けサービスの総合ブランドとして用いられている。
(2024.1.20更新)